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政治 \ 多摩市議会

令和6年6月多摩市議会に向けて、一般質問の通告を行いました

令和6年6月多摩市議会に向けて、一般質問の通告を行いました

1 無断駐車対策について
環境犯罪学において割れ窓理論という考え方があります。これは1982年にアメリカの心理学者ジョージ・ケリングとジェイムズ・ウィルソンによって提唱されたもので、建物の窓が壊れているのを放置すると誰も注意を払っていないという象徴になりやがて他の窓もまもなく全て壊され、反対に割れた窓をすぐに修理すれば他の窓が割られる確率は低くなる、というものです。1994年アメリカニューヨーク市のジュリアーノ市長はこの考えに則り、落書きや公共物の破壊、違法駐車、無賃乗車、万引きや暴力事件などの軽微な犯罪を積極的に取り締まったことで治安を改善させたと言われます。
もちろんこの件は同時に実施されていた他の社会保障施策の影響も指摘されており、割れ窓理論がどの程度成果を上げることができたのかについては慎重に評価すべきところではありますが、その後もまち美化活動などを通じてまちの治安や秩序の維持向上に寄与する取り組みが数多くの実績を重ねてきており参考にすべき事例だと思います。今回は、そういった取り組みの中で、無断駐車対策について取り上げてみたいと思います。
現代社会は法の支配によってその社会秩序が維持されており、法秩序を結果的に乱すことになりかねない自力救済は原則として禁止されています。自己の権利を侵害された権利者が法律の手続きによらず実力行使をもって権利回復を実現することは一般的に許されていません。市民の正当な権利や平穏な社会生活は司法や行政が法の原則によって守る必要があります。無断駐車対策について、以下、市のお考えを伺います。
1、 公道上に無断駐車があり市民の生活に支障が生じている場合、どのような対応が考えられるでしょうか。また、多摩市違法駐車等の防止に関する条例についてどのように評価されているでしょうか。
2、 私有地への無断駐車について、どのような対策が考えられるでしょうか。
3、 一方で、訪問介護などの従事者は訪問先においてその駐車場所に苦慮しています。集合住宅の敷地内に停めることもはばかられるようになっており、最近はコインパーキングなどが整備されているところもありますが、介護報酬が満足に増加しない中において物価上昇を背景とした費用負担の課題は切実であり、またコインパーキングは必ずしも空きがあるとは限らないため、介護ヘルパーが時間通りに活動できずサービス支援に支障をきたすケースもあります。無断駐車の減少と社会基盤維持のために必要最低限の駐車の確保を両立させる必要があると思いますが、市のお考えはいかがでしょうか。

2 多摩市の社会福祉制度について
来年2025年度に地域包括ケアシステムの確立年度を控えた今年度は、介護・障害福祉・医療トリプル改定のタイミングとなりました。今回の報酬改定について、市はどのように評価されているでしょうか。また、2024年度の春闘賃上げ率が5.58%となり1991年以来の高水準と報道される中、4月から制度改正による各種会議の義務化や物価上昇など負担が増加し特に基本報酬が2.4%の減少となった訪問介護は、当然世間並みの昇給を達成することは不可能であり、より人材不足に陥ることも予想されます。市はどのように状況をとらえ、今後どのように社会基盤を整備していくお考えでしょうか。

3 スポーツ振興について
多摩市をホームタウンとするJリーグクラブが、今シーズンは16年ぶりにJ1の舞台に復帰し、毎試合劇的な展開で奮闘を見せています。市民がいつまでも健康に生活するためにも、少子化高齢化による社会保障費増加に対応する社会を構築するためにも、スポーツの力を活用し、健康増進や地域の活力増進を果たす絶好の機会です。多摩市のスポーツ振興施策について、以下伺います。
1、 今年はすでに全国で夏日が記録されており、ラニーニャ現象の発生も予想されるなど例年以上の猛暑が懸念されています。市民が安全にスポーツに親しむためには熱中症対策や豪雨対策が欠かせません。市のお考えを伺います。
2、 市民がさらにスポーツに興じることのできる環境を整備するためには、学校開放を含めスポーツをすることのできる施設の利便性向上が欠かせません。学校開放における利便性向上や熱中症などへの対策について伺います。
3、 J1リーグはJ2リーグに比べその注目度発信力が桁違いであり、多摩市をホームタウンとするJリーグクラブを通じて多摩市の発信力向上や地域力醸成に大いに期待することができます。市のお考えと今後の取り組みについて伺います。

以上

政治 \ 多摩市議会

令和6年3月多摩市議会に向けて、一般質問の通告を行いました

令和6年3月多摩市議会に向けて、一般質問の通告を行いました。

1 感染症対策について
我が国の医療提供体制は、国民皆保険制度とフリーアクセスの下で、国民が必要な医療を受けることができるよう整備が進められています。医療とは単に治療のみならず、疾病の予防のための措置及びリハビリテーションを含む良質かつ適切なものでなければならないものであり、また限られた医療資源を有効に活用するためにも、行政として疾病の予防に力を注いでいく必要があります。現在複数の感染症の流行が教育現場含め指摘されているところですが、改めて感染症予防についての多摩市のお考えと4月以降の感染症対策について伺います。

2 介護サービス及び障害福祉サービス等基盤整備について
今年の4月には介護報酬改定及び障害福祉サービス等報酬改定が予定されています。まだすべてが決定しているわけではないと思いますが、現時点で分かっていることについて、それぞれの改定の概要についてお聞かせください。また、報酬改定に向けて市内事業者との連携も欠かせないと思いますが、連携や支援の体制についてお考えをお伺いします。

3 スポーツ振興について
スポーツは、世界共通の人類の文化です。市民が生涯にわたり心身ともに健康で文化的な生活を営む上でスポーツは不可欠なものであり、スポーツを通じて幸福で豊かな生活を営むことは、全ての人々の権利です。全ての市民がその自発性の下に、各々の関心、適性等に応じて、安全かつ公正な環境の下で日常的にスポーツに親しみ、スポーツを楽しみ、又はスポーツを支える活動に参画することのできる機会が確保されなければなりません。また、スポーツは、人と人との交流及び地域と地域との交流を促進し、地域の一体感や活力を醸成するものであり、多摩市の掲げる地域協創の理念にも通ずるものです。多摩市のスポーツ振興施策について、以下質問します。
1、 市内スポーツ施設の不足によるスポーツ人口の市外流出の懸念について、12月議会でのご答弁では、確認できるデータを持ち合わせていないとのことでしたが、その後、統計調査などの検討は進められているのでしょうか。
2、 民間企業と行政はその目的が異なり、それぞれの役割分担には様々な考え方が存在します。民間スポーツ施設が市内スポーツ環境の一翼を担う場合、そのメリット及びデメリットをどのように整理されているのでしょうか。
3、 市内スポーツ施設の熱中症対策、豪雨や雷への対策、また自動体外式除細動器(AED)の設置について、お考えと具体的な施策について伺います。
4、 多摩市をホームタウンとして活動を続けてきたJリーグクラブがこの度16年ぶりにJ1リーグ復帰を果たしました。これにより多摩市との協働事業や関係性に何か変化はあるのでしょうか。また、当該クラブチームが新たにJ1リーグを戦っていくにあたり多摩市が期待するものについてお考えを聞かせください。

以上

蹴球 \ 東京ヴェルディ1969

2023J1昇格プレーオフ決勝 東京ヴェルディ対清水エスパルス 国立競技場

ついに!我らが東京ヴェルディ、16年ぶりのJ1復帰決定!
清水エスパルスとのJ1昇格プレーオフ決勝戦は1-1の引き分けながら、シーズン順位が上のヴェルディがレギュレーションによりJ1昇格を決めました!本当におめでとう!

さて、キックオフ。

442ゴリゴリ2トップを採用したヴェルディは、タレント豊富なエスパルスに対し、シーズン中に見せたハイプレスやビルドアップに拘らず慎重な守備陣形から相手ボランチを相手にせずフォワードへの縦パス1本でボールを前線に運ぶリスク軽減サッカーを披露。たまにビルドアップでつなごうとするとボールロストしてショートカウンターくらってたし結果的に後半アディショナルタイムまで戦い続ける体力を残しておく必要もあったわけで、シーズン中とちょっと違う今日のヴェルディの戦術は現実的でいい作戦だったと思う。

一方エスパルスは4231システムながら左サイドハーフカルリーニョスジュニオ選手がトップに入りがちの右サイド偏重攻撃システム。ただ、わかっていても中山克広選手、原輝綺選手がいて乾貴士選手まで絡んでくる右サイドからの攻撃は迫力満点。原選手の調子がいまいちだったっぽいのが唯一の救いだった。

試合は決勝戦っぽく両チームとも流れからのチャンスをなかなか作ることができず、プレイスキックからの得点に活路を見出す感じ。エスパルスはゾーンで守るとき選手間にスペース作りがちで、ヴェルディはニアの守備が甘くて、お互い隙があってシュートまではいけるんだけど、さすがに皆さん気負ってるのかふかしまくってとにかくシュートが枠に飛ばない。あとエスパルスは右サイドから何度かチャンスは作ったけど、ヴェルディ林尚輝選手が完全に読み切って得点を許さずに前半終了。

ヴェルディの守備は稲見哲行選手が白崎凌兵選手とかにつられまくってエスパルスの左サイドにスペースたくさんあったから、エスパルスはそこから攻めればもっとチャンスになったのにね。

あと、ヴェルディは山田剛綺選手が繰り返しのファールしてたけどカードぎりぎり出なかったのがラッキーでした。

後半エスパルスは乾選手が左サイドに寄ってバランスを修正。右足でプレイスキックを担当してる山原怜音選手がなぜ広大なスペース作ってる左サイドバックやってるのかよくわからなかったし、エスパルスの中では一番フィード得意じゃなさそうな鈴木義宜選手の裏をヴェルディは狙う作戦してるっぽいところあってこぼれ球のこととか考えると数が少ないエスパルス左サイドはどう考えてもバランスよくないんだけど、やはり実力はエスパルスの方が一枚上手なようで、それが左右両サイドから攻めだすようになると、エスパルスの攻撃はどうにも止められそうにない。

ヴェルディもいつまでも慎重にしててもしょうがないから右サイドバックの宮原和也選手が少し高い位置を取って(エスパルス鈴木選手周りを狙った相乗効果で)パスカットからショートカウンターを狙ったりするんだけど得点のにおいはあまり感じることができず。

エスパルスペースで試合が進んでいき、エスパルスが選手交代で乾選手を完全に左サイドに配置した直後、不運な形でヴェルディ森田晃樹選手がペナルティエリア内でハンドの反則を取られてしまい、後半18分、PKをチアゴサンタナ選手に決められてエスパルス先制。

後半18分 東京ヴェルディ0-1清水エスパルス

ここでエスパルスは5バックに移行。放り込まれるのが嫌だったのかな。でも、エスパルスは最終ライン上げようとしても前線がプレッシャーかけてくれないからなんとも中途半端な守備を繰り返すことに。また、5バックに移行したことでヴェルディのボランチやサイドバックへのプレッシャーがほとんど皆無に。ここでヴェルディは、裏へのパスで貢献していた林選手に変えて平智広選手を投入。足元につなぐのがうまい谷口栄斗選手が右センターバックに移動したことでより中へのボール回しが活性化。こういうときヴェルディはとにかくマークのきつい一番外からの攻撃を繰り返しがちなところあったけど、今日のヴェルディは一番外を見せておいて中から攻める賢さを見せる。真ん中辺で間に入って受けるのが得意な長谷川竜也選手も投入され攻め続けるヴェルディ。1点を守り切りたいエスパルスもチアゴサンタナ選手が5バックに入ったりしながら意地を見せ、高橋祐治選手のスーパーブロックなんかもあってヴェルディに得点を許さない。

アディショナルタイム8分表示も、ゴールを挙げることができないヴェルディ。

このまま終わりかと思われた後半49分、エスパルスは左サイドの縦パスをフリーで受けた神谷優太選手が、チアゴサンタナ選手も中にいたのでそのままゴールに向かってもよかったんだけどたぶん時間稼ぎを考えたのかちょっとした判断の遅れみたいなものがあった瞬間にヴェルディ3人で囲んで谷口選手がボールを奪取。中原輝選手に繋いだボールはこの試合狙い続けたエスパルス鈴木選手の裏に。ボールを受けてドリブルで持ち込む染野唯月選手。少しボールが離れたように見えたその瞬間、エスパルス高橋選手と交錯。PKの判定。最後の最後、土壇場についに最大で最高の得点チャンス到来!

キッカーはPK獲得した染野選手。決めればJ1、外せばJ2というプレッシャーのかかる場面。後半51分、蹴った。入った!追いついた!同点だ!

後半51分 東京ヴェルディ1-1清水エスパルス

引き分けでも昇格のヴェルディに対し、勝たなければ昇格できないエスパルスは442に戻して攻めようとするも時間切れ。奇跡の同点劇で、年間順位上位のヴェルディが16年ぶりのJ1昇格を決めました。

試合全体を見れば終始エスパルスが優位に展開していましたが、多くあったチャンスでシュートを枠に飛ばすことができなかったこと、右サイド偏重のバランスの悪い攻撃で効率が良くなかったこと、5バックに移行したことでヴェルディにボール保持できる余裕を与えてしまい(最大のストロングポイントであるサイド攻撃は封じてはいたものの)ショートパスというヴェルディの強みを引き出させてしまったこと、エスパルスの守備は前線とディフェンスラインがバラバラで統率されておらずヴェルディの脅威になり切れなかったこと、鈴木選手の裏を狙われ続けていたにもかかわらず5バックにしてもラインが変に浅かったりして最後まで対策しようともしなかったこと、などさまざまな理由で機能しきれず、お互い不運な形でのPKによる1点を分け合う結果となりました。

逆にヴェルディは、裏への走り込みなど徹底した戦術遂行意識が強く、また、エスパルス5バック移行に併せてヴェルディも戦術を変えるなどエスパルスをよく分析していた様子が見受けられ、この試合での勝利とはならなかったもののシーズン通しての見事な勝利を収める結果となりました。

来シーズンヴェルディはいよいよJ1を舞台とした戦いが始まります。相手は清水エスパルス以上の強豪ぞろいです。ヴェルディはJ1の中で一番下からのスタートになりますが、それでも、今日のように真摯に戦い続けることで最良の結果を得ることができると信じています。

来シーズン、今日以上の感動を与えてくれることを期待して。

 

マテウス 6.5 ビルドアップで貢献するも、あんまり出番なくやることほとんどなかったと思う。

宮原 和也 7.5 前半おとなしかったが後半は解禁されたのか積極的なプレー。攻守に存在感を見せた。

林 尚輝 8.0 圧倒的な制空権と抜群の読みでエスパルスを封印。林選手がいなかったら3点くらい失点してたかも。裏を狙うロングフィードも効果的だった。

谷口 栄斗 7.5 空中戦でも強さを見せた。エスパルスが5バックに移行してからは得意の楔パスでチームにリズムをもたらした。

深澤 大輝 5.5 中山選手、原選手を相手に豊富な運動量で対応。形勢不利もよく耐えた。

中原 輝 6.5 ボール渡しておけばとりあえず前に進んでくれるから助かる。一人だけだったからあんまり機能しなかったけど、いなかったらもっと大変だった。

森田 晃樹 7.0 前から後ろまでよくボールに絡んで試合に貢献。PK献上は不運だったけど、追いつけて本当に良かった。いつも言うけど、囮の動きができるようになればもうワンランク上になれると思う。

稲見 哲行 5.0 守備で気合入りすぎたのかバランスを崩しがちだった。攻め上がっても今日は十分な結果を残すことができず。

齋藤 功佑 6.0 守りの負担が大きかったと思うが攻めでも良いポイントを作っていた。シュートが枠に飛べばもっとよかった。

染野 唯月 7.0 下がって受けたとき球離れが遅れることがあってリズム崩しがちだったけど、前線から攻守に貢献。PKは決めたのもすごいけど、蹴るだけでもメンタルすごい。

山田 剛綺 6.5 やや実力不足は否めないけど、今日のヴェルディのサッカーは山田選手がいなかったら成り立たなかった。期待された役割を完璧にこなしてくれたと思う。

新井 悠太 5.5 エスパルスが外を封じていてヴェルディは外を囮に中から攻めていたのであまりボールに絡めなかったけど、外で我慢できて偉かった。

平 智広 5.5 あまりパスがちゃんと通らなかったけど、左利きのセンターバックがいることのメリットはあったと思う。長谷川選手との関係性が結構よさそうな感じ。

綱島 悠斗 5.0 ボランチ起用ながら攻めの時は最前線も期待されて大変そうだったけど、途中から上がることもできなくなってた。これからの選手。

山越 康平 6.0 左サイドバック起用ながら攻めの時は最前線でパワープレイ。自分でロングボール蹴ることもあったし誰かが途中でボール奪われて慌てて戻らなきゃならなかったりで大変そうだったけど、その時その時でそつなく役割を果たす。

長谷川 竜也 5.5 時間的なこともあってボールに絡む回数は少なかったけど、ヴェルディが中から攻撃できるようになったのは長谷川選手の力が大きかったと思う。いわゆる間受けがとてもうまく、ヴェルディにいてほしい選手の一人。もう少し早くヴェルディに来てくれてればもっとチームに馴染んだと思う。

城福 浩 7.0 よく分析された絶妙な采配でエスパルスを攻略。エスパルス右サイド攻撃への対処方法はよくわからなかったけど、ヴェルディの攻撃は監督の頭の中で想定した通りに機能したのだと思う。限られた戦力の中で最高の結果を出すことのできる最良の監督の一人。

政治 \ 多摩市議会

令和5年12月多摩市議会に向けて、一般質問の通告を行いました

12/1から開催される令和5年12月多摩市議会定例会に向けて、一般質問の通告を行いました。

1 クマなどの鳥獣被害対策について
クマなどの野生鳥獣による被害報告や目撃情報が全国各地で相次いでいます。多摩市でもムクドリやハクビシン、アライグマなどの被害に長年悩まされてきており、市でもその対策に苦心していることと思います。クマについてはここ多摩市での目撃情報は近年ないと思いますが、近隣市においてクマが目撃されていることもあり、山でつながっている多摩市としても決して他人事ではありません。市民の生命、身体及び財産を守るための対策について伺います。
1、 野生鳥獣の被害や目撃情報について、市はどのように把握分析していますか。また、全国的に被害目撃情報が増加していることや冬眠の時期が変化しているように見えることについて、どのようにお考えになりますか。
2、 多摩市では鳥獣被害についてどのように予防し対策を進めていますか。また、鳥獣被害防止の計画についてはどのように進めているのでしょうか。
3、 鳥獣被害と行政の責任について、どのような関係にあるのでしょうか。
4、 生物多様性を進める上で、人命保護のための個体駆除をも選択肢の一つに持つ鳥獣対策を矛盾と捉える人もいるかもしれません。考え方は人それぞれでいいのですが、多摩市としてはどのように考えを整理するのでしょうか。また、やむを得ずクマを駆除したとの報道がされたとき「クマを殺すな」といったクレームが自治体に殺到したとの前例があるようですが、多摩市でそのような意見が寄せられた時にはどのように対応していくのでしょうか。

2 認知症になっても住みやすい多摩市のために
65歳以上高齢者の4人に1人が認知症の人またはその予備軍ともいわれているわが国において、高齢化の進む多摩市においても特に在宅の認知症高齢者の暮らしをどのように支えていくかという視点が今後ますます重要となってきます。今般、健康福祉常任委員会においても認知症施策について行政視察を実施し、これからの多摩市に生かせるものがないか調査研究を行ってまいりました。その中で個人的に気になったものについて、多摩市の考えをお伺いします。
1、 多摩市での認知症高齢者の状況についてどのように把握分析していますか。データとしては例えば運転免許証の更新時などに認知機能検査も行われていると思いますが、何かしらの情報共有はされているのでしょうか。また、認知症の人や家族の視点を重視しながら共生と予防によって認知症になっても希望をもって日常生活を過ごすことのできる社会を構築するための認知症施策をどのように進めていますか。
2、 認知症高齢者が故意または過失によって他人の権利または法律上保護される利益を侵害した場合、その責任能力はどのように評価されるのでしょうか。また、認知症高齢者が責任無能力者としてその責任を負わない場合、その損害を賠償する責任を負うとされる家族などの監督義務者の範囲や責任、義務、また免責について、どのように考えられるのでしょうか。さらには、他人に被害を与えた認知症高齢者もその監督義務者も賠償責任を負わないとされる場合、その被害は誰が賠償もしくは補償するのでしょうか。万が一それを被害者が負担するということであれば、認知症高齢者との共生社会構築に向けて萎縮効果も懸念されると思いますが、市はどのようにお考えでしょうか。
3、 多摩市における成年後見制度の運用はどのような状況でしょうか。また、成年被後見人が事故等を起こしてしまった場合の責任能力、成年後見人の監督義務者としての責任や義務はどのように考えられるのでしょうか。

3 今後の介護保険制度の運営について
来年度には介護保険制度改定が予定されています。現在国において議論が進められているところだと思いますが、市の準備状況はいかがでしょうか。また、特に訪問系において人材不足が顕著となっている介護職員の確保をどのように図っていくお考えでしょうか。

4 サッカーなどスポーツを生かしたまちづくりについて
多摩市のサッカー文化は何十年もの歴史と歳月において多くの人の尽力により培われてきました。子どもたちには、大会で好成績を残すだけでなく、一人の人間として自立するための健全育成の機会として、また大人に対しても健康増進や地域の組織化、地域愛の醸成などアイデンティティの構築にも寄与しており、その影響は身体的健康面だけにとどまりません。これはサッカーだけでなく、ほかのスポーツにおいても同じことであり、少子化高齢化が進む多摩市において健幸まちづくりを進めるための宝の一つであると思います。スポーツを生かしたまちづくりの更なる推進に向けて、以下質問します。
1、 8月に北海道で行われた第38回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会において、多摩市で活動するFC多摩ジュニアユースが優勝の快挙を果たしました。その功績に対し市は具体的にどのような評価を行ってきましたか。
2、 11月に行われた第71回全国青年大会フットサルにおいて、多摩市で活動するムスタングFCが東京代表として出場し見事全国制覇の快挙を成し遂げました。この功績について、市は具体的にどのように評価しますか。
3、 お隣の町田市では地域のJリーグクラブがJ2リーグ優勝及びJ1リーグ昇格を果たし、大変な盛り上がりを見せています。町田市としても、補正予算を組んで有用なイベント開催が見込まれるスタジアムの環境整備や町田駅を中心にペデストリアンデッキなどを活用して地域経済活性化策を積極的に進めていくと伺っています。多摩市をホームタウンとするJリーグクラブも、通告時現在J1昇格プレーオフを控えている状況ですが、一般質問時には必ずやJ1リーグ昇格を果たしてくれていることでしょう。大きな地域経済活性化や発信力の向上、地域愛の醸成を見込むことのできるJリーグクラブコンテンツを最大限に生かすため、市はどのような施策をお考えでしょうか。また、多摩市内にJリーグ公式戦を開催できるような球技場を作ってほしいという市民の声が一段と大きくなってきたようにも感じられますが、市はどのようにお考えでしょうか。
4、 多摩市内のスポーツ施設環境について、特に人工芝グラウンドについてその量が近隣他市に比べても充足しておらず、市民の需要を十分に満たせていないように思われます。実際大人だけでなく多摩市の子どもたちもサッカーをする環境を求めて市外に流出しているケースが大変増えているのが現状です。また、人工芝グラウンドの利用料金が他市に比べると高額なのも子どもたちやその親にとって大きな負担となりかねない課題です。市内球技施設はナイター設備のない施設も多く、芝生化の進んでいない現実もあって、スポーツ施設の量・質ともにこれで健幸都市と言えるのか、と市民から指摘されることも少なくありません。市はこういった市民の声をどのように受け止めますか。また、子どもたちがサッカー環境を求めて市外に流出している現状をどうお考えになりますか。醸成が進みつつある多摩市のサッカー文化、スポーツ文化を守るため、積極的な施策を展開すべき時だと思いますが、市のお考えはいかがでしょうか、また今後どのような方針をお持ちでしょうか。

雑感

雑草という草はないけれど、それでも雑草と呼ぶ文化があってもいいかもしれない

先日某SNSを眺めていたら、「『孫子』には当たり前のことしか書いてない」という書き込みを見つけました。『孫子』といえば、言わずと知れた中国春秋時代に呉の闔閭に仕えた孫武による兵法書。初めて『孫子』を読んだとき『霊枢』にある言葉がそこかしこに散りばめられているのを見て、ああこれが『黄帝内経』を読む一助になるのではと胸を高鳴らせたことを思い出します。ただ読み進めていくと同じ言葉なのに全然違う意味で使われていたり、そもそも自信満々に病を語る『霊枢』に比べて負けないよう滅びないよう時に君主を排除してまで現場の規律を重んじようとする『孫子』の思想は『霊枢』のそれとは相反するものも少なくなく、なんなら戦争の正当性を主張しながら黄帝を崇め奉りだす『孫臏兵法』の方が兵法実践的だけれどもよっぽど『霊枢』の思想に近いのかもしれないし、もっと言えば巫術を六不治のひとつに挙げた扁鵲にだって似てくるんじゃないかなあ、などと考えながらそのまま本を閉じた記憶があります。

もっとも、戦争でも治療でも、計画通りに展開し順調に進捗しているようなら英雄的武勇伝は必要ありませんからね。武勲が必要なのは概して形勢が不利な証拠だとかなんとか。そんな『孫子』へのSNS上の論評が、創造的思考へと導かれるための批判的思考の一つなのか、いわゆるバーナム効果に近しいものなのか、はたまたただのひねくれものの所業なのかはさておき、そういえば専門学校時代に当たり前で常識的なことが問われている(はずの)国家試験で六割正答するのにヒーコラ言ってた身分からすると、二千五百年という時を超え今でも当たり前と言われる書物を残してくれた先人の叡智にはただただ平伏するところです。

そんなことを思いながら古代ローマ時代の生活様式に関する文献の解説本を読んでいたら「それが驚きだったからこそ、それが珍しかったからこそ、記録に値する話、当時の読者の興味を引く内容だと判断されたのであって、裏を返せばほとんどがそうではなかったという証拠であり当時の一般を推測する手掛かりにはならず、そうでなければ当時の読者が興味をもって読むはずがない」という内容の文章に目が留まりました。おお、イエロージャーナリズム。犬が人を噛んでもニュースにならないけれど人が犬を噛めばニュースになる、とはよく言ったものです。私たちが今読んでいる古典ははたしてどういった判断で記録されまた表現物として書籍化されたものなのかしら。

現在の科学によると、後天的に獲得した形質は遺伝しない、ということになっています。だから、キリンの首が長いのはキリンの祖先が頑張って首を伸ばして高いところの葉っぱを食べていたからではないし、ゾウの鼻が長いのもゾウの祖先がワニとの戦いで鼻を引っ張られ続けたからではないし、ウサギの耳が長いのもウサギの祖先が神様にお願いしたら耳だけ大きくされちゃったからではないし、ネコの足音がしないのもネコの祖先のときにフェンリルを縛るためにグレイプニルの材料に使ったからではありません。実際アウグスト・ヴァイスマンがマウスの尾を切り落としその子に尻尾の短いマウスが生まれるかどうかという気の毒な実験を二十世代千五百匹にもわたり続けたときも尻尾がわずかに短いマウスでさえ一匹たりとも認めることはできませんでした。それは記憶や知識学習においても同様で、どんなに親や祖先が勉学に勤しんでくれたとしてもそれが子供に遺伝することはありませんから、実際には環境その他生物心理社会的な影響は避けられませんが、人間誰しも自らの力で知識を積み重ねなければなりませんし、また積み重ねることができるとされています。最近の研究ではマウスや線虫、キイロショウジョウバエやアメフラシを使った実験において親世代の学習効果が最大三世代くらいまでは遺伝するのではないかという可能性を示唆する学説もあるのですが、エピジェネティクスの領域に踏み込むと個人の努力を否定しかねない倫理的な課題もありそうなのでなんともはや剣呑。

知識の習得や学習する能力は人間だけに備わった特殊な能力ではないので人間以外の動物も学習しますが、人間には言語を使用する能力も備わっているので他の動物に比べるとはるかに高度で知的な学習を行うことができるとされています。特に文字言語を媒介にすることで世代を隔てた知識を獲得することもでき得るので、見たことも会ったこともなく、場合によってはそもそも実在するかどうかすらわからなかったりする人が書いたらしい、などといわれる何千年も前の知識でも、書物を通じて今獲得しあーだこーだ好き勝手いうことができるわけです。

さて一体なぜ人間は言語を使用することができるのか、人類はどうやって言語文法を構築してきたのか、などの疑問については、すでに親や周りが文化としての言語を使っている以上タイムマシンを完成させるか生まれた瞬間に赤ん坊を世間から隔離遮断して観察するなどそれこそ倫理的に問題のある手法を選ばない限り判明することは難しいでしょうからここは避けるとして、言語に高度な学習を可能とする思考の道具としての一面があるのは間違いないところでしょう。

未開の地の原住民はカタコトで単純で原始的な言語を話すようなイメージに思われることがあるかもしれませんが、大体においてそれは正しくない認識だとされています。ただ、一般に知識の背景を共有できている親しい人間関係において身近な物事について話すときは短く単純でくだけた表現を使うといわれます。言語の習得に関する理論についても、古くは他の学習と同様に捉えられた学習理論であったり、そうではなく人は言語習得装置をもって生まれてくるとする変形生成文法理論、近年では社会語用論的知識による用法基盤モデルによっても説明されてきました。いずれも言語は仲間内において情報伝達を行うコミュニケーションツールとしての機能を前提とするものであって、言い換えれば仲間内でさえ通じるのであればコミュニケーションの道具としての言語は機能するということになります。これは、社会的存在である人間が他者と情報伝達をするというだけの意味に制約されず、ポライトネス理論などで説明されるようにポジティブにもネガティブにも人間関係をより円滑にさせたり逆に距離を取ろうとしたり、説明したり懇願したり恫喝したり一般的でない珍しい内容の文章を表現することで注目を集めたいなど様々な形で目的や意図を持つ言語行為としての機能を併せ持つことまでをも意味します。それどころか、人間の脳は社会共同体の中で一緒に生きているほかの仲間の意図や動機を理解し場合によってそれを操作する必要性から発達した、とコミュニケーションのための言語の働きによって人類が進歩したのだと逆説的に主張する論まであったりします。いずれにせよ、思考の道具として使うことのできる言語ですが、そこには仲間内コミュニケーションの道具としての言語の働きが前提となっているのです。

言語は単に文字を認知したり単語を認知したりして文章を伝え認知するためだけのものではなく、言語を通じてその背景にある文化や思想までも読み取ることのできる、具象世界から抽象世界へと羽ばたくための知性の翼といえるものです。「雑草」という単語の概念にも、感覚や知覚に基づく具体的な体験が抽象化された論理的推論が隠されているかもしれないわけで、そしてそれは単に思考の道具としての言語に留まらず、社会を構成するためのコミュニケーションの道具としての言語の働きを期待できるものかもしれません。

コミュニケーションや人間関係において他者の心の存在は推測でしかありませんが、私たちはそれがあると言う前提で生きています。私たちの社会はきっと推測によって成り立たせていくことができるものなのでしょう。

政治 \ 多摩市議会

令和5年9月多摩市議会に向けて、一般質問の通告を行いました

9/1から開催される令和5年9月多摩市議会定例会に向けて、一般質問の通告を行いました。

1 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に関する対応について
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が多摩市内の土地を購入したことに伴い、様々な報道も相まって、その動向に市民の関心が高まっています。基本的人権の尊重を基本原理とする日本国憲法は国民に信教や思想・良心、表現の自由などの自由権を保障し公権力による人権への制約を制限する一方、人権相互の矛盾・衝突を調整するための実質的な公平の原理である公共の福祉による制約があることを規定し、また国民の側にも人権を濫用してはならないことを要請します。国政の最高決定権としての国民主権を実現し民主的責任行政の確保が図られることで市民の生活が安心したものとなるよう期待し、以下伺います。
1、 現在およびこれからの世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の多摩市内における活動について、市はどのように把握しどのような対応をお考えでしょうか。また、6月議会の一般質問において、他自治体における条例化の事例や行政調査、行政指導といった対応も指摘したところですが、その後の検討状況についても伺います。
2、 平成8年の宗教法人オウム真理教解散命令事件において、大量殺人を目的として計画的組織的に毒ガスを生成した行為が宗教法人の解散事由にあたるとして出された解散命令が信教の自由を侵害するとして争われた際、最高裁判所は、解散命令などの宗教法人に関する法的規制が信者の宗教上の行為を法的に制約する効果を伴わないとしてもそこに何らかの支障を生じさせるならば、信教の自由の重要性に配慮し、規制が憲法上許容されるか慎重に吟味しなければならない、とした上で、宗教法人が法令に違反し著しく公共の福祉を害すると明らかに認められ宗教団体の目的を著しく逸脱した行為が明らかであり、宗教法人を解散しその法人格を失わせることが必要かつ適切であり、解散命令は宗教団体やその信者らの精神的・宗教的側面に及ぼす影響を考慮しても必要でやむを得ない法的規制である、として、司法は慎重な態度を最後まで崩すことはありませんでした。もし宗教法人の解散命令請求をしてそれが認められなかった場合、どのような影響があると考えられるでしょうか。また、所轄庁である文化庁も解散命令請求を検討していると聞き及ぶところですが、当事者でもある多摩市として、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)についての解散命令請求についてどのようにお考えでしょうか。
3、 誤解を恐れずに言えば、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)やその信者にも当然に人権が保障されなければなりません。憲法は自由の基礎法としての特質を持ち、その制定された目的は、国民の自由が国家権力によって不当に制限されることのないようにすることであり、また、基本的人権の尊重は自由主義の原理に基づくもので人が人として有する権利が国家によって妨害されないことを意味します。そのため、憲法は国民の自由を国家権力から守るという制限規範としての特質も兼ね備えています。人権の制限が認められるとしても、公共の福祉の観点から慎重に限定的行われる必要があります。私はこのような考えのもと憲法の趣旨を守ろうとしているのですが、やれ世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を擁護しているなどと揶揄されそしりを受けあらぬ疑いをかけられてこの話をネタに自民党を叩きたいだけのような批判を受けることも少なくなく、困惑しています。この問題は政局にするのではなく、現実的で建設的な議論を進めていくべきです。市長は人権とその制限についてどのようにお考えでしょうか。また、議員も権力側にいることを自覚し行動は慎重で抑制的であるべきと考えますが、議事機関としての議会を設置している多摩市としてどのようにお考えでしょうか。

2 スポーツ環境の整備について
猛暑が続く中、市民の健幸まちづくり実現のためには、熱中症対策やAED(自動体外式除細動器)の設置、ゲリラ豪雨対策を進めていく必要があると思います。市の取り組み状況について伺います。

3 新型コロナウイルス感染症対策について
新型コロナウイルス感染症はいまだ猛威をふるっています。現在の市内の感染状況とその対策について伺います。

4 道路交通法改正と電動キックボード(特定小型原動機付自転車)について
7月の道路改正法により、電動キックボード(特定小型原動機付自転車)の活用が想定されるようになりました。多摩市でも実証実験を行うなど、歩道の充実や坂道の多さから関心の高いコンテンツだと思いますが、一方で安全性への懸念も指摘されているところです。市はどのようにお考えでしょうか。

5 物価高騰による市民生活の影響と環境保全について
1、 省エネエアコン及び冷蔵庫買換促進補助金は受付を終了しましたが、今後について、どのようにお考えでしょうか。
2、 置き配バックや宅配ボックスの設置を進めることのメリットは大きいと思いますが、市のお考えはいかがでしょうか。
3、 物価高騰と最低賃金の引き上げによる介護福祉事業者への負担は小さくありません。価格転嫁できない事業形態への支援が不可欠だと思いますが、市のお考えを伺います。

ご意見ご質問等ございましたら、きりきまでお気軽にお問い合わせくださいませ。

政治 \ 多摩市

台風2号被害状況について

台風2号による多摩市内の被害状況につきまして、6/2(金)から6/3(土)にかけて以下の状況が確認されましたが、幸いなことに人命被害はありませんでした。

  • 市内各地にて冠水。応急対応実施。
  • いろは坂歩道部において木の傾き。東京都に置いて対応。
  • 永山橋公園付近のマンホールが破損し水柱が上がり、一時通行止め。
  • からきだの道「寺の入の湧き水」でオーバーフロー。応急対応実施。
  • 鶴牧西公園の池でオーバーフロー。応急対応実施。
  • 建設中の中央図書館周辺において、レンガ坂への土砂流入及び工事中の九十九折り通路法面芝生の崩落。いずれもけが人が発生する状況ではない。

なお、避難所等の開設もありませんでした。

ご不明な点やご意見等ございましたら、きりきまでお気軽にご連絡くださいませ。

政治 \ 多摩市議会

令和5年6月多摩市議会に向けて、一般質問の通告を行いました

6/9から開催される令和5年6月多摩市議会定例会に向けて、一般質問の通告を行いました。

1 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に関する報道を受けた市の対応について
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が多摩市内に土地を購入したとの報道を受け、市内でも様々な声を聴くようになりました。世界の憲法を見ると信教の自由が規定されていない国も多くありますが、日本国憲法では過去の経緯から思想・良心の自由や表現の自由に加えて信教の自由も明文化されており、法律の根拠に基づいた活動を求められる法治行政としてどのような対応をしていくのか、多くの市民が関心を抱いているところです。法律による行政の原理が求められている背景には、一つには行政権の濫用により市民の権利が不当に侵害されることを防いで自由を確保するという自由主義的な意義もありますが、また一つとして、行政権の行使に民主的なコントロールを及ぼそうという民主的責任行政の確保という意義も持ち合わせているはずです。内容的にも手続的にも適正な行政活動が実施されるとともに、様々な思いを抱く市民の気持ちに寄り添うことのできる多摩市行政が実現されるよう、以下伺います。
1. 人権は生まれながらにしてすべての人が持っている権利ですが、その裏には多くの人たちがまさに血と汗と涙を流して権力者から勝ち取ったという歴史があります。人権の中でも古くから主張されてきた自由権に含まれる信教の自由もまた基本的人権として尊重されるべきものです。市は自由権や信教の自由と憲法、また公共の福祉との関係についてどのようにお考えでしょうか。
2. 多摩市では世界平和統一家庭連合の活動についてどのように把握分析し、どのように認識されているのでしょうか。また、国や都とどのような連携を取っているのでしょうか。
3. 当該団体に対して、地方自治の本旨に基づき法律の授権において多摩市ができることをどのように整理されていますか。
4. 当該団体に対して、権力的でない行政活動により市民の不安の解消を図っていくことについて何かお考えをお持ちでしょうか。
5. 1998年のWHO執行理事会において、健康の定義にスピリチュアル(霊的健康)を含めることが検討されました。採択は見送られましたが、文化的宗教的背景もまた人の人生や健康に大きく影響を及ぼすとも考えられています。一方で宗教によりその人生や思想を歪められてしまうことがあるのも事実です。その場合支援や介入が必要になることもあるかと思いますが、市はどのようにお考えでしょうか。

2 健幸都市実現に向けた持続可能なスポーツ環境の整備について
自発的な参画を通して楽しさや喜びを感じることのできるスポーツは、自己実現や活力ある社会と絆の強い社会創りに大きく寄与するものであり、健幸まちづくりを掲げる多摩市において充実させ活用していくべき施策の一つです。これから部活動の地域移行が進められていく中で、より多摩市民が生涯にわたり地域でスポーツと親しめる環境をどのように整備していくか、市のお考えを伺います。
1. スポーツを楽しむためには、安全で身近なスポーツ環境の整備が欠かせません。スポーツ施設の運営について、市のお考えや現在の状況について伺います。
2. 休日の運動部活動など全国的に地域移行が進められていくと思いますが、多摩市の公立中学校における運動部活動の地域移行及び部活動指導員や外部指導員の活用について、進捗と今後の展開を伺います。
3. 新しい施設を整備することも必要ですが、学校に備わったグラウンドや体育館などの施設も非常に貴重な財産であり、それらをさらに有効活用できるよう整備していくことも大切です。今後の整備や運用について市や教育委員会のお考えを伺います。

3 新型コロナウイルス感染症対策について
感染症法上の位置付けが2類相当から5類感染症に移行した新型コロナウイルス感染症ですが、5類になったからと言ってウイルスの脅威がなくなったわけではありません。その後の新型コロナウイルス感染症の状況や対応について、市はどのように把握分析し、どのような対策をお考えでしょうか。また、5類移行による市民への影響について、どのようにお考えでしょうか。

ご意見ご質問等ございましたら、きりきまでお気軽にお問い合わせくださいませ。

政治 \ 多摩市議会

令和5年第1回多摩市議会臨時会(5/16)結果

選挙後はじめての多摩市議会が開催され、きりき優は健康福祉常任委員と議会運営委員を務めることになりました。

また、以下の議案について審議が行われました。

第26号議案 多摩市市税条例の一部を改正する条例を専決処分したことについて

  • 承認
    • 挙手全員(きりき挙手)

第27号議案 多摩市都市計画税条例の一部を改正する条例を専決処分したことについて

  • 承認
    • 挙手全員(きりき挙手)

第28号議案 多摩市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を専決処分したことについて

  • 承認
    • 挙手全員(きりき挙手)

第25号議案 令和5年度多摩市一般会計補正予算(第2号)

  • 可決
    • 挙手全員(きりき挙手)

ご意見ご質問等ございましたら、きりきまでお気軽にご連絡くださいませ。

お知らせ

選挙報告会開催のお知らせ

4/23投開票の多摩市議会議員選挙において、多くの皆様のご支援を賜り、4期目の当選をさせていただきました。

そこで、今後の議員活動に関する意見交換や今回の選挙の振り返りの機会を設けるために、選挙報告会を開催いたします。

令和5年4月25日(火)18:00より

選挙事務所(落合3-11-2おもと介護内)にて

会費 500円

どうぞお気軽にご参加くださいませ。

問い合わせ先 info@kirikiyutaka.com