令和6年6月多摩市議会に向けて、一般質問の通告を行いました

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令和6年6月多摩市議会に向けて、一般質問の通告を行いました

1 無断駐車対策について
環境犯罪学において割れ窓理論という考え方があります。これは1982年にアメリカの心理学者ジョージ・ケリングとジェイムズ・ウィルソンによって提唱されたもので、建物の窓が壊れているのを放置すると誰も注意を払っていないという象徴になりやがて他の窓もまもなく全て壊され、反対に割れた窓をすぐに修理すれば他の窓が割られる確率は低くなる、というものです。1994年アメリカニューヨーク市のジュリアーノ市長はこの考えに則り、落書きや公共物の破壊、違法駐車、無賃乗車、万引きや暴力事件などの軽微な犯罪を積極的に取り締まったことで治安を改善させたと言われます。
もちろんこの件は同時に実施されていた他の社会保障施策の影響も指摘されており、割れ窓理論がどの程度成果を上げることができたのかについては慎重に評価すべきところではありますが、その後もまち美化活動などを通じてまちの治安や秩序の維持向上に寄与する取り組みが数多くの実績を重ねてきており参考にすべき事例だと思います。今回は、そういった取り組みの中で、無断駐車対策について取り上げてみたいと思います。
現代社会は法の支配によってその社会秩序が維持されており、法秩序を結果的に乱すことになりかねない自力救済は原則として禁止されています。自己の権利を侵害された権利者が法律の手続きによらず実力行使をもって権利回復を実現することは一般的に許されていません。市民の正当な権利や平穏な社会生活は司法や行政が法の原則によって守る必要があります。無断駐車対策について、以下、市のお考えを伺います。
1、 公道上に無断駐車があり市民の生活に支障が生じている場合、どのような対応が考えられるでしょうか。また、多摩市違法駐車等の防止に関する条例についてどのように評価されているでしょうか。
2、 私有地への無断駐車について、どのような対策が考えられるでしょうか。
3、 一方で、訪問介護などの従事者は訪問先においてその駐車場所に苦慮しています。集合住宅の敷地内に停めることもはばかられるようになっており、最近はコインパーキングなどが整備されているところもありますが、介護報酬が満足に増加しない中において物価上昇を背景とした費用負担の課題は切実であり、またコインパーキングは必ずしも空きがあるとは限らないため、介護ヘルパーが時間通りに活動できずサービス支援に支障をきたすケースもあります。無断駐車の減少と社会基盤維持のために必要最低限の駐車の確保を両立させる必要があると思いますが、市のお考えはいかがでしょうか。

2 多摩市の社会福祉制度について
来年2025年度に地域包括ケアシステムの確立年度を控えた今年度は、介護・障害福祉・医療トリプル改定のタイミングとなりました。今回の報酬改定について、市はどのように評価されているでしょうか。また、2024年度の春闘賃上げ率が5.58%となり1991年以来の高水準と報道される中、4月から制度改正による各種会議の義務化や物価上昇など負担が増加し特に基本報酬が2.4%の減少となった訪問介護は、当然世間並みの昇給を達成することは不可能であり、より人材不足に陥ることも予想されます。市はどのように状況をとらえ、今後どのように社会基盤を整備していくお考えでしょうか。

3 スポーツ振興について
多摩市をホームタウンとするJリーグクラブが、今シーズンは16年ぶりにJ1の舞台に復帰し、毎試合劇的な展開で奮闘を見せています。市民がいつまでも健康に生活するためにも、少子化高齢化による社会保障費増加に対応する社会を構築するためにも、スポーツの力を活用し、健康増進や地域の活力増進を果たす絶好の機会です。多摩市のスポーツ振興施策について、以下伺います。
1、 今年はすでに全国で夏日が記録されており、ラニーニャ現象の発生も予想されるなど例年以上の猛暑が懸念されています。市民が安全にスポーツに親しむためには熱中症対策や豪雨対策が欠かせません。市のお考えを伺います。
2、 市民がさらにスポーツに興じることのできる環境を整備するためには、学校開放を含めスポーツをすることのできる施設の利便性向上が欠かせません。学校開放における利便性向上や熱中症などへの対策について伺います。
3、 J1リーグはJ2リーグに比べその注目度発信力が桁違いであり、多摩市をホームタウンとするJリーグクラブを通じて多摩市の発信力向上や地域力醸成に大いに期待することができます。市のお考えと今後の取り組みについて伺います。

以上

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