今日を入れてあと2日の選挙戦。明日は最終日です。今日も演説を続けます。
カテゴリー: 政治
多摩市議会議員補欠選挙も4日目の折り返しです
早くも4日目となる多摩市議会議員補欠選挙。7日間の選挙戦は折り返し地点を迎えました。
最後は朝日健太郎参議院議員も加わって多摩センターで演説(でかい)
選挙公報が配布され始めました。多摩市議会議員補欠選挙は多摩市の議員を決める選挙ですが、なぜか国政の批判をされている方もいらっしゃるようです。生活に最も密着した地域の課題を解決するのが地方議会の役割ですから、多摩市議会議員を決める選挙が国政の政局のために利用されるなどということは、決してあってはならないことだと思います。私は選挙戦を通じて、不器用ながらも愚直に「多摩市」の課題や提案を述べ続け、福祉に充実したゆたかな多摩市への道筋をお示しして参ります。
多摩市議会議員補欠選挙に立候補いたしました
4/8告示の多摩市議会議員補欠選挙に立候補いたしました!
七つ道具の一つ、街頭演説用標旗(お習字の先生に筆で書いてもらいました)
投票日は4/15(日)、明日からは期日前投票も始まります。(多摩市役所ホームページより)
期日前・不在者投票所 | 期 間 | 時 間 |
---|---|---|
多摩市役所 西第1会議室 | 4月9日(月曜日)から
4月14日(土曜日)まで |
8時30分から20時まで |
関戸公民館ギャラリー
(ヴィーダ・コミューネ7階) |
4月11日(水曜日)から
4月13日(金曜日)まで |
10時から20時まで |
永山公民館内消費生活センター講座室
(ベルブ永山3階) |
4月11日(水曜日)から
4月13日(金曜日)まで |
10時から20時まで |
多摩センター駅出張所
(京王多摩センター駅東口改札前京王多摩センターSC2階) |
4月11日(水曜日)から
4月14日(土曜日)まで |
10時から20時まで
※14日(土曜日)のみ17時まで |
選挙事務所は以下の住所です。
多摩市愛宕4-9-22
お時間ございましたらどうぞお気軽にお越しください。
福祉の充実したゆたかな多摩市を目指してキリッと頑張ります!
労働は社会的排除を克服するか
欧州は様々な文化や人種や宗教が共存しており、悪い面として差別や孤立による社会的排除を課題として社会的包摂に関する政策的取り組みについて多くの議論がなされてきました。
では社会的排除とは何か。またその原因は何か。そしてその解決策は何か。
社会的排除は結果的には個人の経済的な課題を原因とすることが多いわけですが、では労働があって収入が安定していれば社会的包摂の状態にあるかというとそうとも言い切れません。いやいや仕事をしているとしたらそれは誰も気づかなくとも社会的排除にあたるのかもしれません。WHOは健康を「 身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態」と定義していますが、社会的にも健康でなければ人は不健康であり、それは社会的排除ともいえるのです。
一方で人類の歴史において労働は常に生きるために重要かつ不可欠なものです。「労働は退屈、悪徳、欲求という三大悪から我々を逃れしめる」とヴォルテールはいいますが、労働しなくていい人生なんてそうそう訪れないので心配する必要はないのです。つまり労働はあるものとして、どうやって労働するかが大事なのです。
人は一般的に働かなければ食べていけませんから社会に(というかこの世に)いられません。しかし、労働がただ単に日々の糧を得るためだけのものになってしまってはそれも社会にいられない原因となります。
ということで、最初に戻って欧州2020戦略のフラッグシップイニシアティブを見ているのですが、どうも労働生産性を上げることでまた環境収容力を上げようとしているのかなあと思ったりします。でもこれって単なる問題の先送りじゃないのかなあ、とぢっと手を見る。
働き方改革と現実
今語られている働き方改革を見たときに難しいなと思うのは、たとえば介護の会社で職員が休むのはもちろんいいんだけど、その結果利用者がサービスを受けられなくなるのもいいのかどうかという部分。
そんなの経営者がしっかりしろ、それが経営者の仕事だろ、という話はもっともなんだけど、職員が休んでもサービスに影響でないように余裕をもって雇用していくのが現実的に極めて難しいのは介護報酬を見れば明らかだったりする。そして、介護行政をつかさどるのも労働環境をつかさどるのも両方とも厚生労働省所管だったり…
歪が出ないように世の中を改革していくのって本当に難しいものだし、耳触りのいいことだけを言うのは簡単だけど、誰かに極端な負担を強いることなくみんなが幸せになれるように議論していきたいと思う。
裁量労働制からの議論
裁量労働制が話題になってるけど、労働に対する評価って本当に難しいなと思う。
仕事である以上労働による結果に対して評価されるのが本来あるべき形だと思うけど、業種によっては何を以て結果とするのか定義付けも難しい。今はとりあえず労働した時間が評価基準(のひとつ)になっているわけだけど、そうすると仕事を遅くした方が評価されることがなくもなかったり。
また、例えば結果を評価するにしても、仕掛品は労働評価ゼロでいいのか、売上金が回収できていなければ労働評価はゼロなのか、等結果の評価が即ち労働の評価として果たして適切なのかどうか議論の分かれるところだと思う。
サッカーの世界は労働時間(出場給はあるけど)で評価されることはあまりないけど、例えフォワードに対する評価だとしても得点数だけを評価基準にすることはできないし、野球においても打率や防御率のみで評価できるかと言えば、そういうものではないと思う。
裁量労働制の是非ももちろん議論してほしいけど、もっと大局的に真面目に頑張っている人が損をしないような労働に対する評価について議論が深まればいいと思う。
安保関連法案について
安保関連法案について、他国から攻め込まれないために抑止力たる自衛権の強化を図るか武器を持たないことで敵視していないことを証明するかというのは、(政治としては国民の生命財産を他国に委ねる判断はできないと思うが)いろいろな議論があってしかるべきだと思う。
ただ、今回の委員会採決について「強行採決」という言葉が使われるのはどうなんだろう。議会制民主主義の世界では議会(国民の代表)で説明や質疑をすることが正規の手続きであって、もし審議が足りないというのであれば審議拒否などで審議しようせずいたずらに時間を浪費した国民の代表者(議員)の一部が原因と言わざるを得ない。
民主主義のルールである選挙で選ばれた議員には、責任をもって疑義を質してほしい。
なお、今回の安保関連法案において、
1、時の政権がフリーハンドで武力行使できないように枠組みを作ること(おかしな政権が戦争おっぱじめようとしてもできないようルール作りをする)
2、行動に制限のあることで逆に危険が増大してしまう可能性のある自衛隊のリスクを低減できるよう改善すること
については、公開できない内容もあるだろうから秘密会にするなどして、審議拒否している暇があるのだったらその分しっかり審査すべき部分だったと思う。ただただ批判するのではなく、いろいろな人がいろいろな角度から審査してより日本が戦争に巻き込まれず平和でいられるような法律を作るべく職務を全うしてほしかった。