選挙戦2日目、月曜日なのでいつものように唐木田駅での朝の挨拶からスタート

早くも喉がしゃがれてきたので、医薬品登録販売者らしくお世話になっている薬局に相談して漢方薬の響声破笛丸を服用

事務所には鈴木洋子日野市議会議員が激励に来てくれました。
たくさんの人に支えられながら、きりき優の政策をより多くの人にお伝えし、多摩市の福祉の充実のために、子どもたちの将来のために、きりき優へのご投票にご理解いただけるよう邁進します!
キリッときりき!
掲示板は9番。ブラジルプロサッカー選手時代よくつけていた背番号と同じです。一番乗り

多くの皆さんに見送られながら出発(出陣式は夕刻に行いました)

定数26名に対し38名が出馬し大混戦の様相を見せる今回の多摩市議会議員選挙。
大変厳しい戦いですが、多摩市の福祉を充実させるために、介護・保育の専門家として、4/23(日)の投票日に向けてきりき優の政策提言をお伝えし、きりき優へのご投票にご理解いただけるよう全力を尽くしてまいります!
なお、選挙事務所には普段おもと介護として営業している事務所の一部を使っています。介護福祉の現場の声を伝えたい、政治を志した原点です。
引き続きのご支援、何卒よろしくお願いします!
令和5年3月議会に向けて、一般質問の通告を行いました。
公衆衛生、コロナ、ワクチン、マスク、社会保障、公的扶助、児童福祉、医療的ケア児、ヤングケアラー、少子化対策、障害者福祉、高齢者福祉、介護保険、地域共生社会などについて、多摩市に質問します。
1 新型コロナウイルス感染症対策などの公衆衛生について
日本で初めて新型コロナウイルス感染症の感染者が確認されてから3年が経過しましたが、昨年秋以降のいわゆる第8波のピークは過ぎたとみられるものの、いまだその流行は続いています。現在は集団免疫レベルが高まっているとも考えられるためしばらくは抑制傾向が期待できるかもしれませんが、免疫の減衰やウイルスの免疫逃避を考えると決して油断できるものではありません。また、今後国では新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが二類相当から五類へと移行されていく方針ですが、五類になったからと言ってウイルスの脅威が消えてなくなるわけでもありません。感染のリスクの大部分は、基礎疾患など病気を持つ人、高齢者、受験生、医療や介護の従事者を含むエッセンシャルワーカーが引き受けることになり、その流行が通常得られるはずの医療や介護を阻害することも想定する必要があります。公衆衛生の観点から今後の感染症対策について、市のお考えを伺います。
1. 新型コロナウイルス感染症への対応について、市の役割や支援の内容は今後どのようなものになっていくのでしょうか。
2. 今後のワクチン接種について、どのような支援策をお考えでしょうか。
3. うがい手洗い、換気、三密回避といった感染症対策について、その効果と今後の対応をどのようにお考えでしょうか。
4. マスク着用のメリットデメリットと今後の方針について、市の認識とお考えを伺います。また、小児へのワクチン接種や経口抗ウイルス薬などの現状もとらまえながら、学校現場における感染症対策について児童及び教員両方の目線からも対応を考えていく必要があろうかと思いますが、市はどのようにお考えでしょうか。
2 市民一人ひとりの生活を守る介護や福祉などの社会保障制度の構築について
終身雇用や企業による福利厚生、専業主婦や核家族といった標準世帯モデル、地域や親族等のつながりを前提としてきた日本の社会保障制度ですが、少子高齢化、就労形態の多様化や雇用慣行の変化、共働き世帯やひとり親家庭の増加など家族形態や地域の変化などにより、市民一人ひとりの生活を保護することが現実的に困難な部分も散見される状況ともなってきており、社会保障給付費増加への対応や安定的な財源確保策は喫緊の課題です。以下の分野について、今後の社会保障をどのように構築していくべきか、市のお考えを伺います。
1. 社会保障費の安定財源の確保について、世代間や世代内の公平性も考慮し現役世代も受益を実感できるような制度構築が必要だと考えます。市はどのような施策をお考えでしょうか。また、社会保障給付費の適正化について、どのようにお考えでしょうか。
2. 公的扶助について、適切な給付支援や就労可能な人への支援の考え方、生活困窮者に対する初期段階からの支援体制、就労支援策について、市のお考えを伺います。
3. 児童福祉における、保育体制の強化や質の高い幼児教育の実現、子ども家庭福祉分野の人材確保、医療的ケア児等への支援、ヤングケアラー支援体制、少子化対策と子ども子育て支援との関係について、市のお考えを伺います。
4. 障害者福祉及び高齢者福祉について、特に訪問系サービスにおける従事者の高齢化や人材不足への対策、介護DXの推進、原油・物価高騰への対応、感染症の流行による認定等制度利用における影響、地域共生社会の実現、保険者機能のあり方、ACPの概念について、市のお考えを伺います。
ご意見等ございましたらお気軽にご連絡くださいませ。
なお、3月議会は3月1日開会予定です。
1か月にわたり熱戦を繰り広げてきたFIFAワールドカップカタール大会2022もいよいよ決勝戦。
離脱者続出するも層の厚さを見せつけ前評判の高いフランス代表に対し、グループリーグ初戦で敗れるも粘り強く勝ち上がってきたメッシ選手擁するアルゼンチン代表。
個人的には、メッシ選手が中盤の組み立てからフィニッシュまで担うアルゼンチン代表よりも、攻撃の形はグリーズマン選手しかないものの個々のクオリティで攻撃のポイントをたくさん持つフランス代表がやや有利かな、と見ていました。が…
さて、キックオフ。
左サイドにディマリア選手を置く奇策を見せたアルゼンチン代表は、442に見せかけた433でオールコートプレスを発動。
対するフランス代表も442に見せかけた変則433アンカーシステムでグリーズマン選手を軸にエムバペ選手とデンベレ選手を生かそうとする戦術。しかし、マカリステル選手にグリーズマン選手を密着マークされて形が作れないフランス代表は中盤でミスが目立ちリズムが作れない。
フランス代表はできればアルゼンチン代表に(フランス代表の)左サイドから攻めさせて、スペースができたところを攻め残ってるエムバペ選手にカウンターで使わせたいのだけれど、そこにはアルゼンチン代表メッシ選手がいてボールが全然取れず、そこから逆サイドディマリア選手につながれるともうフランス代表は追いかけることしかできない。
そうなると攻撃得意のデンベレ選手まで守らざるを得なくなり、アルゼンチン代表ペースで進んだ試合は、アルゼンチン代表の奇襲が収まったと思った頃にぽろぽろ点が入るという少し不思議な展開を見せアルゼンチン代表リードで前半終了。
アルゼンチン代表2-0フランス代表
リズムの作れないフランス代表は前半41分に早くも選手交代。4231システムに変更して、エムバペ選手を1トップで一発に期待し、グリーズマン選手を右サイドからトップ下へ移動。グリーズマン選手のボールタッチを増やして後半の巻き返しを狙う。
フランス代表は中盤の人数が増えたのでリズムができ始めるのだけれど、アルゼンチン代表も442システムに変更して対応。フランス代表はいまいちフィットしきれない。
フランス代表は個人で何とかしちゃう選手が何人かいるんだけど、アルゼンチン代表がとにかく1対1で負けないので、試合は依然としてアルゼンチン代表ペースで展開。
フランス代表はついに運動量の落ち始めたグリーズマン選手を諦めシステムを424に変更して、アルゼンチン代表のプレスにかからないように中盤を省略。守備はとにかくメッシ選手をセンターバックとボランチが目を離さない。
自分たちのスタイルをあっさり捨てたフランス代表は驚異の粘りを見せ、後半35分、36分と続けざまにエムバペ選手がゴールを挙げてまさかの同点。
アルゼンチン代表2-2フランス代表
アルゼンチン代表は、とにかくメッシ選手。中盤組み立てに後ろ向きでボールを受けて振り向いてパス出してその後パスもらってゴールまで決める。全部一人でやっちゃう。異次元すぎるんだけど、当然サッカーはミスの多いスポーツでもある訳で、メッシ選手も例外ではなく、メッシ選手のパフォーマンスがチームに直結しすぎてしまう結果に。
メッシ選手がボールロストを繰り返し出したところそフランス代表が見逃さず同点に追いつき、さらに攻勢を強めるフランス代表。アルゼンチン代表はもうそれまでかと思ってました。その時までは。とりあえず後半終了。延長戦に突入です。
アルゼンチン代表2-2フランス代表
延長戦はアルゼンチン代表も442ひし形システムに変更して中盤を省略。肉弾戦に突入。
でも、後半アディショナルタイムに、なんと、メッシ選手がちょっとだけ復活してきたんですよね!万全とは程遠かったけど、ちょっとずつパフォーマンス取り戻してきてました。どういう体力してるのかしら。
リズムを取り戻したアルゼンチン代表はメッシ選手が作ったスペースをうまく使ってボールをつなぎ、最後はメッシ選手が押し込んで勝ち越し!
アルゼンチン代表3-2フランス代表
これで終わりかと思ったら今度は事故発生。フランス代表のコーナーキックからアルゼンチン代表が痛恨のハンドでPKの判定。エムバペ選手のハットトリックで同点!どうなってるんだ、この試合!?
アルゼンチン代表3-3フランス代表
オープンな展開は最後まで両チームにいつ決まってもおかしくないほどの得点機会を作り出すもののお互い決めきることができず、同点のまま延長戦終了。
アルゼンチン代表3-3フランス代表
PK戦は4-2でアルゼンチンに軍配。ついにメッシ選手が栄冠を手にしました。
神の子マラドーナに比べると運動量や守備力の差が大きくて総合力ではマラドーナだと(世代的には)思ってしまいますが、中盤の組み立てからゴールゲットまでできるメッシ選手は異次元です。
また、他のチームも激しいプレーはあったものの、メッシ選手に対して比較的リスペクトのあるプレーであったこともワールドカップをより良いものにしてくれたのではないかと思います。すばらしい。
国境、年齢、人種を超えた関係性を育むことのできるスポーツの力を垣間見ることのできた今回のワールドカップ。
これからも、サッカー、スポーツの充実と共にその影響力に大いに期待していきたいと思います。
お疲れ様でした。
日本サッカー史上初のワールドカップベスト8進出をかけた決勝トーナメント1回戦、日本代表対クロアチア代表。
前半日本代表が今大会初めて先制に成功するも、後半クロアチア代表に追いつかれ、その後延長戦でも決着のつかない大激戦でしたが、PK戦の結果クロアチア代表に軍配が上がり、日本代表は過去最高タイのベスト16で涙を飲む結果となりました。
さて、キックオフ。
試合は、なんだかバランスの悪い日本代表が守備を修正できないままクロアチア代表のペースで展開。クロアチア代表が日本代表の裏を狙ってくるので日本代表はディフェンスライン低めなのにフォワードと中盤は高い位置で守ろうとするからディフェンスラインと中盤の間のスペースを使われて、日本代表が中盤下げると中盤の手前のスペースを使われてそこからそのまま裏を狙われる。クロアチア代表の試合巧者ぶりが目立ちます。
一方日本代表はサイドからの攻撃が効果的。クロアチア代表は前線で一旦プレスかけてその後は引いてじっくり守る。特に押し込まれたときはサイドバックが中に絞るのでそのとき外が空く。ワイドの選手が戻ってこれればいいんだけど、前線でプレスかける関係でどうしても戻るのに時間かかってスペースができがち。前線からのプレスをたびたびうまいこと回避できた日本代表は、前半43分、サイド攻撃で獲得したコーナーキックから、吉田麻也選手の落としたボールに守備でも大きく貢献していた1トップ前田大然選手が押し込んで先制!
日本代表1-0クロアチア代表
この試合は日本代表がプレイスキックいろいろ工夫してました。ここまで隠してたのかな。
しかし、リードして攻めなくてもいい環境になっても日本代表守備のバランスの悪さは修正しきれず。前後のバランスの悪さは修正を試みているようだけど、左右のバランスの悪さが一向に改善されない。日本代表は左ハーフの鎌田大地選手がチャンスメーカーとして期待できるんだけど、右サイドの守りはセンターバックがクロアチア代表のサイドバックについたりして押し上げられるのに対し、左サイドバックの長友佑都選手は相手ワイドの選手に付きっ切りなので、鎌田選手がサイドバックの選手に合わせて守りに戻らなくちゃならない。これは長友選手から三笘薫選手に代わってからも見られた傾向なので、たぶんクロアチア代表の形に合わせた守りだったのかなと思うんだけど、日本代表の強みを出すためには、時にはセンターバックがワイドをマークして長友選手がサイドバックをマークするなどの工夫が見られてもよかったように思います。
それで結局日本代表の左サイドにスペースできがちになり、左センターバックの谷口彰悟選手が浮いてるんだから前に出られれば良かったんだけど後ろに残ったままで、それはそれでスペース埋められれば悪くはないんだけど、なぜか中央のセンターバック吉田選手が左サイドのカバーをするので右センターバックの冨安健洋選手が左に寄ることになって、そのカバーに右ワイドで攻撃に特徴のある伊東純也選手が慌てて戻ってきて相手3トップの一人を見るもんだからミスマッチが生じてしまい、後半10分に失点。
日本代表1-1クロアチア代表
相手はゴール前に二人しかいなかったんだから普通に吉田選手と冨安選手がマークについて伊東選手がカバーしてればよかったんだけど。吉田選手はスペイン代表戦でも同じように左サイドからのセンタリングのとき裏のマークがケアできないときがあって、もしかしたらもともと苦手な形なのかな。ここまで3試合フル出場で疲れ切ってるようにも見えたし、ちょっと気の毒なところではあります。
でもそもそも0-1がゲームプランにあるので全く焦る必要のない日本代表。ところが終盤鎌田選手を途中交代。うーん、どうかな。確かに疲れているようだったけど、いい位置で待ってるけどパスがあんまり出てこないみたいな感じだったし、それなら先に左サイドの守備を修正して鎌田選手の守備のタスクを減らすべきだったと思う。ここは個人的に戦術的な面で少しちぐはぐな印象でした。
その後もポイントゲッターとして絶大なる期待の三笘選手を交代出場させた日本代表ですが、いくら三笘選手とはいえ最終ラインからドリブルで持ち込んでゴールまで決めて頂戴というのはさすがに酷というもの。そんなのメッシ選手でも無理(たぶん)。結局チャンスは作り出すものの得点には至らず、一方クロアチア代表もあまり調子上がらないのか得点のにおいが感じられないまま、延長戦も終了。
日本代表1-1クロアチア代表
PK戦に突入です。
PK戦は、4人目までに3人が外してしまった日本代表に対し1人しか外さなかったクロアチア代表が1-3で勝利。残念ながら日本代表悲願のベスト8進出は叶いませんでした。
クロアチア代表強かったですね。スペースの作り方使い方が抜群で、とても賢く楽にプレーしていました。日本代表はボールの取りどころも見つからなかったようで、得意のプレスをかけることすらほとんどできませんでした。
でも、例えば、日本代表は最終ライン選手余ってたんだから4バックにする手もあったかもしれません。もちろんそのせいで後ろにスペースができて失点していた可能性もあるわけでまあ結果論ですが、ただそれでも、左右のバランスを考えたとき、クロアチア代表右ワイドが左に比べて開くことはわかっていたはずなのにそこにサイドバックの長友選手を付けることでオーバーラップしてくるサイドバックの選手のケアに鎌田選手を戻らせたり、長友選手が押し込まれて鎌田選手との間が空くときボランチの守田英正選手が外に引っ張り出されて中にスペース作られたり、なんだかクロアチア代表の戦術に対してあんまり守備が機能しているように見えませんでした。左サイドが重くなっていく日本代表は全体的に押しだされて右にずれる形になって、ストロングポイントであるはずの鎌田選手の攻撃力を活性化させることができなかったし、左サイドで攻撃に期待したいはずの三笘選手にも最終ラインまで下がらせることになってその攻撃力も半減してしまいました。それなら前半守田選手を左ハーフにして鎌田選手を右ボランチにして伊東選手の近くに置くとか、左ハーフに柴崎岳選手とか、そういうのやってみたらどうだったのかななんて思ったりもします。
この敗戦(記録上は引き分けだけど)を受けて、やれPK戦の機会増やせとかやれボール保持できるようにとかいう声も聞こえてきて、それはそれで大切なことですが、PK戦対策するくらいならコーナーキックとかフリーキックやった方が効率的だと思うし、ボール保持するためにも最終ライン1対1で守れるようにした方が攻撃の枚数も増やせるし結局攻めにつながると思う。1対1で守れないこと前提で守備システム構築するから後ろのカバーばっかりに人数がやたら多くなっちゃって前線で人が少なくなってボール保持もしづらくなっちゃうんですよね。世界相手に守るのはとても難しいことなので今はまだしょうがないのですが、世界基準というならそっちの方からではないかなと。
とはいえ、今回のワールドカップではドイツ代表とスペイン代表に勝利するなど、十分に世界と戦える力があることを示してくれた日本代表。この経験を糧に、日本サッカーのさらなる躍進と充実に期待します。
頑張れニッポン!
勝てば決勝トーナメント進出、負ければグループリーグ敗退、とある意味わかりやすい形になったグループリーグ最終戦対スペイン代表戦。引き分けのときは条件がちょっと複雑でめんどくさいのであまり考えないでいきましょう。
試合は、前半先制を許すも、後半2得点をあげて逆転した日本代表が2−1でスペイン代表に勝利!
ドイツ代表、コスタリカ代表、スペイン代表と強豪ひしめくグループリーグを首位で勝ち抜け、見事決勝トーナメント進出を決めました。
さて、キックオフ。
433システムで圧倒的ボール支配率を見せつけるスペイン代表。対する日本代表は541でんでんむし作戦。とにかくスペイン代表のアンカーとワイドにボールを入れさせないことを徹底しながら粘り強くチャンスを狙う。
と思ってたら早速失点。
前半11分、パスをつながれ連続攻撃を許した日本代表は吉田麻也選手と板倉滉選手の連係ミスもあってスペイン代表にヘディングゴールを許し、予定より?早く追いかける展開に。
日本代表0-1スペイン代表
戦術を変えない日本代表と焦る必要のないスペイン代表の試合は大きな動きを見せることなく時間が経過。
日本代表はスペイン代表のセンターバックからアンカーへのパスコースを前田大然選手が切ってるんだけど、
それでもアンカーにパスが入ることがあって、その時日本代表ボランチの一人がアンカーに寄るからどうしてもスペイン代表の逆サイドのインサイドハーフが浮いてしまう。
ときどきスペイン代表の1トップも中盤に降りてきたりするので中盤は多勢に無勢でスペイン代表優勢。
ただ、幸運もあって、スペイン代表は早い時間に先制したからかなんとなくのんびりモードになり、センターバックが持ち上がらないでいてくれるのです。先制点の時もセンターバックがボール持ち上がっていたわけだし、スペイン代表センターバックが持ち上がらないでいてくれたのは日本代表にとって本当に幸運だったと思う。
その後前半の半分くらいから日本代表は3バックがかわりばんこに前へと出てくるようになり中盤に加勢。
のんびりスペイン代表は空いたスペースを使って先手を取るもワイドへの展開を封じられていることもあって足元へのパスが多くなり、日本代表がインターセプト成功からショートカウンター(失敗)とリズムを作り出し始めたところで前半終了。
日本代表0-1スペイン代表
前半の健闘はハーフタイムの選手交代でさらに攻勢を強め日本代表は早速結果を出すことに。
後半3分、前田選手の追い込みからのスペイン代表のわずかなミスを見逃さなかった伊東純也選手がヘディングで競り勝つと、堂安律選手が絶妙トラップから左足ミドルを突き刺して同点!
日本代表1-1スペイン代表
さらにそのわずか142秒後の後半6分、キーパー権田修一選手のロングキックを伊東選手が収め、田中碧選手から堂安選手に繋がってゴール前に送られたボールはいったんは逆サイドに流れるも、ゴールラインぎりぎりで三笘薫選手が折り返して田中選手が押し込み逆転!
日本代表2-1スペイン代表
ゴールラインを割ったとセルフジャッジしてプレーを止めたスペイン代表に対し足を止めなかった三笘選手と田中選手(と前田選手)の頑張りが逆転ゴールに繋がりました。
その後攻勢を強めるスペイン代表に対し、ワイドを抑える守りをさらに徹底する日本代表。
スペイン代表はティキタカで中から攻めるイメージ強いけど、実際は中攻めてから外に繋いで最後に中で仕留めるパターンが多い。中から攻めるときはボールを受ける選手がゴールに背を向けていることが多いけど、外から攻めるときはゴール方向を向くことができるので攻撃が比較的楽ちんになるのです。
そんなこんなで攻め手を欠き、三笘選手と伊藤選手の連係ミスからスペイン代表アセンシオ選手(いつもやられてる)に強烈シュートを許すも、所属の清水エスパルス癖か失点0には抑えられないけど2点目は許さないキーパー権田選手が鉄壁のセーブを見せる。
ディフェンス陣もコスタリカ代表戦の反省を生かして集中を切らさずしっかりクリアも徹底。
コスタリカ代表戦ではいまいちだった守備面でもこの試合では貢献した三笘選手がウイングバックを覚えたのは所属のブライトンでの経験みたいだし、ワールドカップ初出場の谷口彰悟選手が意外と機能してビルドアップでも起点になれたのも所属の川崎フロンターレで似たようなサッカーに慣れてたからかなと思うし、所属クラブでの経験を個々の選手がいかんなく発揮して最後まで守り切った日本代表が逃げ切って勝利!
日本代表2-1スペイン代表
代表としての積み重ねが生かされた感じじゃないのがいいのかどうかは評価分かれると思うけど、ドイツ代表戦はアタッカーだらけの選手起用になって、スペイン代表戦はセンターバックだらけの布陣とか、森保一監督の柔軟性は一定程度評価されるものかなと思います。
また、コスタリカ代表戦ではいまいちフィットしなかった交代起用がドイツ代表戦とスペイン代表戦では抜群の結果を残したことも大きかった。
三笘選手の先発を期待する声もあるけれど、途中から違いを見せつけた方が相手チームは嫌かなと個人的には思います。
堂安選手は相手が守備をセットしてる状態だとプレーやり切れない傾向があるので、少しごちゃごちゃしてきた後半に出場したほうが活躍できるような気がしてます。
ちょっと心配なのは浅野選手。2戦目3戦目動きが重いです。この試合も出場5分でバテてたし。初戦で点取ったことで自分を見失ってるような。自分に何ができて何ができないのかわからなくなってるような感じがします。
戦前の予想を覆しグループリーグを首位で突破した日本代表。
次戦は12/5(月)24時(12/6(火)0時)から、決勝トーナメント1回戦、対クロアチア代表戦です。
勝てば日本サッカー史上初のベスト8。
頑張れニッポン!
大会前、今日の相手のコスタリカ代表にはどうにか勝って、1勝2分で予選突破、なんて考えてたらまさかの日本代表初戦ドイツ代表に勝っちゃって、選手スタッフだけじゃなくてサポーターもマスコミもコスタリカ代表は勝てる相手だと思い込んでしまったような、そんな雰囲気のまま0-1で敗戦したこの試合。
もともと勝てなくても不思議じゃない相手だったし、もちろん勝っても不思議ではない試合でもありました。
さて、キックオフ。
442で守り、攻撃する時は433にシステムを変えて試合を優勢に進める日本代表。しかし541でコンパクトにブロックを敷くコスタリカ代表相手にいまいちボールを運びきれない。
日本代表はサイド攻撃比較的得意なんですが、コンパクトな541は外から単純に攻めてもあんまり隙間できにくかったりするんですよね。
一方のコスタリカ代表も前節のスペイン代表戦0-7ショックの影響かあまりサッカーになっていなくて、日本代表の左サイドバック長友佑都選手の裏を狙ってるんだろうなという感じはあったものの、そこは左サイドハーフの相馬勇紀選手がうまくバランスをとって対処していて、コスタリカ代表の左サイドはそれなりにテンポよくボール回るものの狙いがあるという感じでもなくそのまま右サイドまで流れて行ったりして、何かよくわからないまま何となく時間が経過していく。
日本代表はとにかくボールが動かせなくて、困ったな、どうしよう、我々が勝つはずなのになかなか点取れそうにない、そうだ、こういうときはドイツ代表戦のときうまくいった作戦で、みたいな感じで前半途中から3バックに移行。
というか、みんなあんまり調子よくなさそうで、攻撃で何とか機能してたのが吉田麻也選手と山根視来選手と相馬勇紀選手(ドリブルで抜くまでは)だったから、その3人をバランスよく配置してゴール前までボール運んでシャドーの鎌田大地選手か堂安律選手の決定力でドカン、みたいな作戦だったのかな。
まあ相手のあることだしそんなにうまくいくこともなく前半終了。
日本代表0-0コスタリカ代表
後半も3バックで戦う日本代表。しかし、とにかくボールが動かない。守田英正選手が少し下がってリズムを作るもののチーム全体として縦パス裏パスが少なすぎてコスタリカ代表の5バックを崩せない。
後半17分、切り札の三笘薫選手を投入。またドイツ代表戦に倣って大博打のウイングバック起用。でも2匹目のドジョウはいなかった。
後半22分には伊東純也選手をインサイドハーフで投入。あれ、いつもはワイドじゃなかったっけ。
やってないことやり続けた日本代表は次第にボロが出て、後半36分にミスから失点。
日本代表0-1コスタリカ代表
その後もそれほどボールがちゃんと動くことなく、そのまま試合終了。
日本代表0-1コスタリカ代表
なんで後ろ余ってたのに最後吉田選手上げてパワープレーとかすらやらなかったんだろう。
今までやり続けたハイプレスからのショートカウンターは全然発動しなかったし、今まであんまり出てない選手とかやってないポジションに選手配置するし、そもそも3バックシステム自体あんまりやってなかったものだし、柔軟と言えばそうなのかもしれないけど、今まで4年間かけて何を準備してきたのかなとちょっと疑問も残ります。
少し難しいなと思ったのは、コスタリカ代表戦だけは他の2試合と違って勝つための戦術や選手起用を大会前に考えていたはずの試合だったってことと、この時点ではこの試合勝っても結局次のスペイン代表戦に負けると予選落ちの可能性もあったってところかな。すべてを尽くしてコスタリカ代表に勝つ、という感じにはなりづらかった。
とりあえず日本代表の選手は、インプレー中に悔しがったりしてないでボールから目を離さず追いかけ続けた方がいいです。あと、パスを出したら走る、攻守の切り替えを早く、といった基本に忠実になってほしい。
次はグループリーグ第3戦最終戦、12/1(木)深夜28時(12/2(金)4時)から対スペイン代表戦。
勝てば予選突破です。わかりやすい。
頑張れニッポン!
こんなことってあるんですね。サッカーって不思議だし面白い。
我らが日本代表は強豪ドイツ代表に先制を許すも逆転勝利をおさめ、見事ワールドカップ初戦を飾りました。
さて、キックオフ。
いつもの4231システムで前半スタートする日本代表。
ハイプレスからのショートカウンターからチャンスは作り出すものの
試合はほぼほぼドイツペース。特に左中盤に入った久保建英選手の後ろのスペースをドイツ代表に突かれ
そのスペースを田中碧選手が埋めに行き、その空いたスペースを遠藤航選手が埋め、
その空いたスペースを埋めようとした右サイドの伊東純也選手と酒井宏樹選手の連係ミスもあってピンチの連続。
いつもの日本代表は外は前線が頑張るか諦めて放っておくんだけど、さすがにドイツ代表は外から確実に日本ゴールに突進してくるのでちょいまずい。
所属の清水エスパルスがJ2降格で就職活動中?の気合抜群ゴールキーパー権田修一選手を中心によく守るも
前半33分PKによる1失点を喫して前半は終了。
日本代表0-1ドイツ代表
ドイツ代表の攻撃時4バックのうち左サイドバックだけ高いポジション取る左右変則システムを久保選手の攻撃力で何とかつきたいけど
その前にこちらの守りを何とかしないと、と思いながら後半、日本代表は久保選手を冨安健洋選手に代えて3バック、というか、2ボランチのままの3トップに移行。
これでマークの相手が明確に。
中からの攻撃も怖いけど、森保監督はドイツ代表のボランチ2人を遠藤選手と田中選手で抑えられると賭けたんだと思う。
結果、ドイツ代表のボランチが前後にポジショニングするので遠藤選手の1ボランチみたいになったけど賭けには勝った感じ。
今の日本代表って、意外と中中の攻めに強いんですよね。
逆に中盤にスペースができることにもなり、ドイツ代表の運動量の減少も相まって日本代表は最終ラインからパスを繋ぐこともできるように。
ときどき危なっかしい守備を見せる交代出場のウイングバック三苫薫選手が意外にはまりだしてドリブルから交代出場の南野拓実選手のシュートに繋がり、
こぼれ球に交代出場の堂安律選手がつめて後半30分に同点!
日本代表1-1ドイツ代表
さらに後半38分、シュートの意識高い交代出場の浅野拓磨選手がディフェンスラインからのフリーキックにドイツ代表のラインコントロールが効かないところを抜けだして、角度のないところから豪快な逆転弾!
日本代表2-1ドイツ代表
最後はドイツ代表も猛攻を仕掛けるも決定力を欠き、日本代表が見事な勝利!
試合終了 日本代表2-1ドイツ代表
グループリーグ突破とベスト8(決勝トーナメント1回戦の勝利)に向けて最高の船出となりました。
冨安選手と酒井選手の怪我の具合が気がかり。
次はグループリーグ第2戦、11/27(日)対コスタリカ代表
スペイン代表に0-7と大敗して意気消沈しているであろうコスタリカ代表を相手に、しっかりと勝利に結び付けてほしいものです。
頑張れニッポン!