改めまして、昨日の多摩市議会議員選挙で落選しました桐木優です。皆様ご支援ありがとうございました。
ケアマネと鍼灸マッサージ師の仕事を(選挙中も)しながら3月議会で当初予算について誰よりも質問をして4月の介護保険制度改正に対応しながら(裏では別の問題にも巻き込まれ)それでも最後まで選挙戦を戦い抜けたのは皆様のご支援あってのことです。本当にありがとうございます。
残念ながら介護制度改正や地域包括ケアシステム構築という大切な時期に政治と直接係ることはできませんが、3月議会の予算審議含め、介護の現場で実際に直面している課題を議場で語り続けてきました。これからは多摩市民の皆様に付託された新たな多摩市議会がしっかりと介護の現場の声に耳を傾け市民のための制度構築を果たしてくれることを、議員経験のある一介護職員として応援していきたいと思います。
喫緊の課題である少子化対策については、将来のために早急な妊娠出産育児に対する連続的支援を不足なく実施する必要性を当事者目線で伝えてきました。また、少子化だからこそ、その少ない子どもたちのために子供たちにとって必要な子育て環境の整備が必要です。親もそうですが子どもたちが安心して成長するための環境を整えてもらいたいと思います。
元ブラジルプロサッカー選手経験を活かして主張していたスポーツ環境の整備による健康増進、介護予防については、大部分の議員も同意してくれていたと思います。図書館行政もそうですが、現在の投資を怠って将来の社会保障費増大を招かないように慎重に議論していただきたいものです。
桐木が中心となって立ち上げた「東京ヴェルディと日テレベレーザを応援する多摩市議会議員有志の会」は今後どうなるのかわかりませんが、ヴェルディベレーザは多摩市の貴重な地域資源です。反対する議員も多くいたので不安ですが、ぜひ有効に連携してもらいたいと思います。
一方ヴェルディベレーザの応援には議員という立場から一部応援や発信を自粛していた部分もありましたが、これからは何の気兼ねもなく一サポーターとして全力で応援していきたいと思います。味スタのホームゲームでは今まで通りMB自由席から今まで以上に鋭く応援してまいります。
議会行政改革の中では、目的を持ったICT含むオープンデータ化に積極的に取り組んでほしいところですが、数少ない推進派として議席を守れなかったことが心残りです。一歩ずつでも進んでもらえるようお祈りします。
これからの桐木は介護と医療の仕事に更なる磨きをかけ、空いた時間には古典や新たな分野の勉学を進め、充実した人生を送りたいと思います。1期4年の議員の生活は貴重な経験であり、また、多くの新たな人間関係を構築することもできました。これからも目の前にある今やるべきことをまじめにコツコツ全力で取り組んでまいります。
当選された皆様、おめでとうございます。これから4年間の多摩市政をその先100年を見据えてしっかりと支えてください。一市民として応援してまいります。よろしくお願いいたします。