蹴球 \ 東京ヴェルディ1969

平成27年7月4日(土)2015明治安田生命J2リーグ第21節 東京ヴェルディ対アビスパ福岡 味の素スタジアム 日野市サンクスマッチ

前節12戦負けなしの大宮戦にアウェイで勝利をおさめ迎えた雨中のホーム味の素スタジアム。全体的に押し気味で進んだ試合内容でしたが、後半ロスタイムのPKで追いつき同点で試合は終了しました。

ちょっと審判の判定や笛のタイミングが中途半端で荒れ気味の試合展開。前半ロスタイムボールへのプレッシャーがおろそかになったところにクリアミスが重なり押し込まれたこぼれ球からのシュートがディフェンダーに当たって先制を許す苦しい展開。
後半ボールをつないで試合を支配するもののシュートが決まらず、後半ロスタイムに南秀仁選手が自ら得たPKをど真ん中に決めて同点に追いつきなんとか勝点1を手にしました。

キーパー佐藤優也選手は雨の中安定したプレーを見せていましたが、帳尻ファウルでゴール取り消しとなったコーナーキックはポジショニングが不自然でした。キーパーのミスは即失点につながるので修正してもらいたいポイントです。

南選手はよくボールに絡んでいいのですがいかんせんミスが多すぎ。特に後ろの方でボールを取られるのは本当に勘弁してほしい。ボールを受け取ったポジションでプレーを使い分けられる賢さが課題です。

今日の試合のように審判の判定がはっきりしないというときは、ファールをもらったり相手が警告もらったりするようないい意味でのずる賢いプレーをしてほしいのですが、ヴェルディはどうも素直というか正直というか、少なくとも後半始まってすぐ警告もらった中後雅喜選手や福井諒司選手にはベテランであることも含めて反省を促したい。雨でグランド状態がすぐれないのにあれだけボールを回せていたのだから、相手のきついチャージに対して倒れて身を守る、サイドから簡単にセンタリングを上げる、ロングシュートを打つ、などのいい意味で雑なプレーが見られなかったことが勝利を収められなかった原因の一つであると思います。杉本竜士選手も今日のような試合では倒れるところは倒れてしまって問題ないです。

同じように慎重で素直で基本的であることは悪くないのですが、ディフェンスラインに人数がそろっているのに前に出る守備をしない場面も多々見られました。三竿健斗選手や井林章選手に多いのですが、ここで取れればチャンスでしかも抜かれても何とかなりそうだなあ、という場面でもずるずる下がって相手をフリーにしたりボールを運ばれたり。出るべきか出ざるべきか、場面場面での判断を磨いてほしいところです。

後半途中からアランピニェイロ選手が投入されたのですが、どうにもフォーメーションが中途半端というかなんというか、采配に迷いが生じているように思います。足の速い選手なのでスペースに走り込んでほしいのですが、今日のように裏にスペースがない時はサイドを有効に活用したい。でも張り出されるとサイドバックのオーバーラップが不発に終わる。そのため中にいるんだけど外に向かって走り込むという非効率なプレーに終始。個人的にはサイドにボールを開いて斜め及びくの字にに走り込むようにすれば得点につながるプレーができると思います。このあたりはチームとして早く答えを出した方がいいでしょう。

絶賛大注目な選手は安在和樹選手です。昨シーズンはテクニシャンタイプのいけすかないプレーぶりを見せていましたが、今シーズンは泥臭く最後まで粘るすがすがしいプレーを続けています。こういう選手がチームにいると心強い。中後選手が好調をキープしているので、コンビネーションに磨きをかけて勝利に貢献してくれることを期待しています!