蹴球 \ サッカー日本代表

2018FIFAワールドカップロシアアジア最終予選 日本代表対イラク代表 埼玉スタジアム2002

結果がすべて!ひどい試合でしたが、日本代表は2-1と見事に勝利を挙げ、ワールドカップ出場に望みをつなぐことができました。

バラバラの守備を見せるイラク代表に対して日本代表は最終ラインでボールを回して取られるか、放り込んで跳ね返されてそれを取り返すかの2択で攻める。当然得点のにおいが全くしない。空中戦で圧倒されてピンチの方が多い状態で試合が進みます。

これはいったいどうなるものかと思った前半26分、中盤でボールを奪うという珍しいことが起きた日本代表はカウンターを発動。清武弘嗣選手がドリブルで運ぶと右サイド本田圭佑選手へ。本田選手は判断が悪くボールを受けたときの体の向きも最悪でしたが、回りこんでオフサイドエリアに侵入した清武選手へのパスを審判が良い誤審をしてくれたのでゴール前フリーになった原口元気選手にボールがつながりトリッキーなシュートで先制。1-0。勝負事には運も必要なのです。

その後も楔に対して攻めも守りも反応が悪い日本代表はボールを保持する時間は長いものの清武選手の個人技くらいしか形にならずそれでも失点はなんとか免れそのまま前半終了。

後半に入り日本代表は守備の選手間の距離が少し縮まり修正を見せてきたのですが、やっぱりフリーキック(高さ)にやられた。

後半15分、遠目からのフリーキックに一発でやられて同点。1-1。運がなかった。

その後はイラク代表が選手交代から前線の選手が減って後ろに人を配置するようになり、日本代表が最終ラインでボールを回して放り込んで跳ね返される形が続く。日本代表としては一番怖いのは最終ラインでボールを取られることなので、そこのプレシャーが少なくなったのはありがたかった。

そういうことでチャンスが多くなるものの得点は挙げられない日本代表。いよいよ吉田麻也選手を前線に上げパワープレーの様相が一層顕著に。それが一番形になるんだからサッカーって分からない。

後半ロスタイムじゃないアディショナルタイム(インジュリータイムどこいった)パワープレーに吉田選手がスペースに走りこんで粘って得たフリーキックから山口蛍選手が値千金の勝ち越しゴール!2-1。ドーハとかジョホールバルとか使いやすそうなありがたい試合展開で日本代表は見事に勝利を挙げました!

攻撃も守備も課題だらけでしたがボールをキープできるのでチャンスの数を考えればまあ妥当な結果といっていい勝利だったと思います。

攻撃については、どうせ放り込むんだからそういう選手を配置した方が良いのではないでしょうか。岡崎慎司選手は一つ下げましょう。

守備については、ボランチが一人前に出る→もう一人のボランチが寄せる→開いた中を使われる、という展開を最後まで修正できませんでした。ディフェンスラインも上がらないようですから、諦めてアンカーとか置いた方がもう良いんじゃないかな。アンカーとインサイドハーフできる選手がいるというような積極的な話じゃないので機能するかどうか分からないけど、今のままでは難しいと思う。穴が開くところに人を多く配置して弱点を補う。人は城人は石垣人は堀。

選手の質で言ったらアジア随一の実力を誇る日本代表。ワールドカップに出られなかったらもったいない。

 

西川 周作 6.0 安定していた。毎回セットプレーでやられるので、キーパーとして守備陣を何とかしてほしい。

森重 真人 6.5 気迫あふれるプレー。パワープレーでは正確なフィードで貢献。カウンターを受けたとき少し相手を離してしまうのが怖い。

酒井 宏樹 6.5 守備の選手の中では最も予測のきくプレーを見せる。ファールが多いのが残念。ミスパスの多さは相変わらず。

酒井 高徳 5.0 高さでかなわないんだからボールじゃなくて相手に競るべきだった。同じミスを繰り返すのは課題。

吉田 麻也 6.5 脇の甘さは相変わらずだが、高さに強いのは貴重。もう一人いたらフォワードでも良いかも。

本田 圭佑 4.5 一つ一つのプレーが遅く判断も悪い。ボールを受けるときの体の向きが悪いので次のプレーにつながらない。ボールも収まらず良いところを見せられなかった。かといって守備で貢献したかというとそうでもなかった。相手のプレイスキックに対してはヘディングで頑張った。

柏木 陽介 4.0 ミスパスだらけでリズムを作れなかった。守備に関しては柏木選手だけの責任ではないのだが、前に出ることで逆に穴を作ってしまうことが多かった。

清武 弘嗣 7.0 ボールタッチとドリブルでリズムを作る。岡崎選手との呼吸もよさそう。自信を持ってプレーできていた。

長谷部 誠 6.5 中盤の広大なスペースはさすがに埋め切れなかったが最終ラインに戻り守備面で大きく貢献。決定的なプレーが多かったわけではないがチームに欠かせない役割を果たす。

原口 元気 6.5 気合の入ったプレーを見せる。特に試合序盤ミスが多かったのが残念だったが、これからもミスを恐れず積極的にプレーしてほしい。

岡崎 慎司 6.5 向いてないのにパワープレーによく対応していた。岡崎選手以外は基本的に誰も走りこまないので足元でもらおうとすると大混雑をきたす。体力的にはとてつもなく厳しい要求だと思うがチーム事情として裏に走り続けてほしい。

山口 蛍 6.0 決勝点を挙げたがその他ではあまり良い仕事ができなかった。特に守備面を期待されての起用だったと思うがたびたびとんでもないところにパスを通されていた。1対1での強さは安心できるレベル。フィードは少しずつずれていたけどそこまで求めるのも酷か。

浅野 拓磨 6.0 よく体を張ってチャンスを作っていた。ゴール前で仕事するというストライカーとして一番大切なものを守っている。

小林 悠 5.5 少しずつフィットしてきた感じ。そろそろ代表に定着できるかどうか判断されそうだから何か結果がほしい。

ヴァイッド・ハリルホジッチ監督 5.5 実力差ほどの結果を出すことができなかった。良い誤審に救われたので運はあるようだ。戦術と起用に統一性がないので監督が何かした方が良い。

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2018FIFAワールドカップロシアアジア最終予選 日本代表対タイ代表 タイ・ラジャマンガラ スタジアム

最終予選黒星スタートからの大切な2戦目はアウェイ対タイ代表。試合を圧倒的に制した日本代表が2-0で快勝し、最終予選初勝利をあげました。

立ち上がりこそ積極的な守備を見せてきたタイ代表でしたが、試合が落ち着くと中盤のプレッシャーはほぼ皆無。中盤左サイド4番とボランチ7番だけ少し前に出てきますが、所詮連携していない個人プレーなので効果なし。タイ代表の攻撃は、やりたいことはあるようだけれど技術が追いついていない感じ。中盤でミスが多く、日本代表ゴール前までボールを運ぶことすらできません。タイ代表の中盤右サイドは全くプレッシャーをかけてきませんから、日本代表は左サイドを中心に攻撃。圧倒的に試合を支配して優位に試合を進めます。

日本代表の攻撃は、ボランチに山口蛍選手が入ったからか前節と違い両サイドバックが積極的に最前線に攻めあがる。その位置からサイドバックと中盤両サイドがコンビネーションで崩し、空いたスペースには代表初先発の浅野拓磨選手が走りこむ。最終ライン吉田麻也選手からも大きいサイドチェンジが垣間見え、UAE戦の反省をしっかり活かしているように見えます。

圧倒的に攻めながらなかなかゴールが挙げられない日本代表でしたが、前半18分、ようやくサイド攻撃が実を結びます。

右サイド酒井宏樹選手からのセンタリングに本田圭佑選手の後ろで待っていた原口元気選手がヘディングでゴール。サイドからの攻撃、中盤両サイドがゴール前に進入、と進化を見せた日本代表が1-0と先制します。

その後も圧倒的に攻め続ける日本代表。浅野選手がタイ代表のサイドバックの裏に走りこむことで多くのチャンスを作りますが、ゴールを上げるに至らず後半に入ります。

後半に入りさらに攻勢を強める日本代表。ショートパス、ロングパスを織り交ぜて責め続けますが得点が奪えません。

すこーしだけ押し込まれた後半25分、山口選手が前に残って森重真人選手がボールを奪いに前に出たところでミスパス。数的不利な状況で裏を取られますが西川周作三種のビッグセーブ!この試合唯一といっていいピンチを切り抜けます。

すると後半30分、キャプテン長谷部誠選手からのフィードに浅野選手が抜け出して追加点!日本代表2-0とリードを広げます。

その後タイ代表も前に出てきて、日本代表は守備を頑張っていることで前線に選手がいなくなり攻撃に出られなくなってしまい、試合はこう着状態が続いて試合終了。目的であった勝点3を獲得することに成功しました。

サッカーは相手があってするスポーツなのでこの試合はいいと思いますが、アジアとはいえ最終予選でこのような両サイドバックが前線に張り出す形は他のチーム相手には通用しないと思います。そういう意味でまだチームが修正しきれていないように感じました。次節イラク代表戦ではどのようなサッカーを見せてくれるのでしょうか。

 

西川周作 6.0 ほとんど攻められることはなかった。キックミスが多かったがグランド状態もあるのでどうなんだろう。イエロー食らったのはびっくりした。

森重真人 6.0 落ち着いてカバーリングを見せていた。森重選手がいないときにカウンターで裏を取られていたことからも重要性がわかる。攻撃のときロングパスが出せるようにしたい。あのイエローはなんだったんだろう。

酒井宏樹 6.5 積極的に攻め上がり先制点をアシスト。後ろに空けた広大なスペースを頑張って埋めていた。さすがに最後は体力が切れていたように見える。

酒井高徳 5.5 前線までよく顔を出していた。最終ラインを抜け出すような動きが見られず左サイドで突破するというよりスペースを作り出すことが多かったが、サイドバックなので突破まで期待したい。

吉田麻也 6.5 攻撃面でロングフィードを見せた。最終ラインからあのパスが出るとチームは助かる。守備はまあまあ。

本田圭佑 5.0 ミスが多く判断も遅いことが多かった。コンディションが悪いのではないか。

香川真司 5.5 よくボールに絡んでいた。チャンスメーク、フィニッシュと多くを求められ気の毒だが、今の日本代表は香川選手がいなければ攻撃が成り立たないだろう。今日は残念ながらミスが多かったが良いプレーが少ないわけではない。

山口蛍 5.5 守備面を求められての起用だと思うが、相手に十分寄せきれていなかった。あと一歩前に出ないと次の試合では相手に自由にプレーされてしまうだろう。

長谷部誠 6.5 守備も攻撃も中心になって頑張った。相手が2トップの形になったとき最終ラインをカバーしたことで攻撃ができなくなったことからも長谷部選手の貢献度が分かるというもの。

原口元気 6.5 攻撃でも存在感を見せ付けたが守備面でもしっかり貢献。一回行ってだめだと休んでしまうところは修正してほしい。

浅野拓磨 6.5 岡崎選手よりサイドを使うのがうまいので攻撃が形になりやすい。しっかりと結果を残すことができた。

武藤嘉紀 6.0 守備一辺倒の時間帯に入ったわりには積極的にプレーできたと思う。遠慮しないでゴール前に入ってほしい。

小林悠 5.5 少し消極的なプレー振りに見えた。いつもは大久保選手が下がってくるのでちょっと最前線の勝手が違かったのかもしれない。

宇佐美貴史 5.5 短い時間でよくボールに絡んだが結果を出すことができなかった。

ヴァイッド・ハリルホジッチ監督 5.5 しっかりと結果を出すことができたが、UAE戦の反省として次につながるところまでは確認することができなかった。まあこの試合でできたとしても1ヵ月後にはまたできなくなってる可能性があるので、次の試合は次の試合としてまたしっかり準備してほしい。

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2018FIFAワールドカップロシアアジア最終予選 日本代表対UAE代表 埼玉スタジアム2002

大事な大事なワールドカップ最終予選の初戦は残念ながら1-2の敗戦。浅野拓磨選手のシュートがゴールラインを超え ていましたが残念ながらゴールは認められず。しかし、まあ、負けに不思議な負けはありません。

前半日本代表は4231システムで中盤両サイドがやや引き気味にスタート。対するUAE代表は442。ボランチが一人上が り気味にダイヤモンドっぽくなるのですが、後ろのボランチが日本代表香川真司選手をほぼマンマーク。この形だとボランチの両サイドが薄くなるはずなのですが日本代表両サイドハーフが上がらないためにUAE代表はサイドバックを上げることができて難なく対応される。ワントップ岡崎慎司選手にはセンターバック二人で対応。日本代表は中盤で大きい展開をする選手がいないこともあって試合は完全にUAE代表の想定どおりの展開だったでしょう。

この展開でも香川選手がボランチとセンターバックの間を意識してポジショニングすればまた違ったのでしょうが、 どうもボランチと一緒に動いてしまう。思い切ってサイドバックの裏まで動けばまたよかったのですが、チーム戦術もあるのでしょうが、そこまでの動きもなし。中盤では人数かけられるのでそこそこチャンスは作り出すのですが、結局最終ラインで引っかかる。

そんなわけで攻撃が作り出せない日本代表でしたが、セットプレーから見事先制。清武弘嗣選手のボールを本田圭佑選手が頭でねじ込む。UAE代表はセットプレーでのマークが苦手なようでその後もセットプレーからたびたびチャンスを作っていたので、もう1点くらい取っておきたかったのですがそううまくはいきませんでした。

日本代表は守備が明らかにおかしい。4231で両サイド高くないのに、逆サイド中盤埋めないからボランチが寄せると中が空く。攻守の切り替えも遅く簡単にカウンターを許す。中盤で中途半端にボールを失った日本代表はカウンターからのフリーキックで同点に追いつかれます。

前半はほぼUAE代表のペースといっていい展開でしたが、同点のまま後半に向かいます。

後半に入り、日本代表はポジションを微妙にいじってきました。

香川選手が少し下がり気味に位置し相手ボランチの手前でボールをさばく。中盤両サイドが前に張り出しサイドバックを押し込める。UAE代表は対応しきれず試合は日本代表のペースに傾き始めます。

しかし、悪夢が。数で圧倒する守備で守りきれたはずがボールを取りきれず不運なPK献上。UAE代表に逆転を許します。

それでも試合は日本代表ペース。圧倒的に試合を優位に進めていきます。しかし、大事なところでミスが続きシュートが入らない。そこで宇佐美貴史選手、浅野選手と立て続けに投入。宇佐美選手の抜群の個人技などでさらにチャンスを作り出します。

ここでUAE代表はディフェンスの選手を中盤右サイドで起用。最終ラインまで下がって宇佐美選手のエリアを埋めます。これで宇佐美選手はほぼ無力化。日本代表の攻撃は右サイドのみになります。

ところが、日本代表は右サイドが守備しない選手ばかり。攻めれば攻めるほどカウンターのリスクが高まります。そこで長谷部誠選手をワンボランチに下げ、原口元気選手と香川選手のインサイドハーフにして右サイドのカバーを吉田麻也選手プラス長谷部選手の形に修正。左サイドから攻められたら怖いのですが、もっと怖い右サイドを埋めたので、なんとか日本代表のペースを守ることに成功。

ここでようやく本田選手が右サイドで自由に攻撃できるようになり、日本代表の攻撃はさらに活性化。しかし、時間が足りない。浅野選手のゴールが認められない不運もありましたが、残念ながら得点を奪うに至らず1-2で日本代表はUAE代表に敗れ黒星スタートとなりました。

最も不運だったのは、後半の方がいいサッカーをしていたのに結果が伴わなかったことでしょう。監督の運というのもあるのかもしれませんが、監督を信じチームが一丸となって戦うことができるかどうかが今後の結果を大きく左右します。結果が出ていないだけにいろいろ言い出す人もいると思いますが、疑いだしたら終わりです。

攻撃に関しては、前に大きくて強いのがいるわけでないので蹴り合いしてもしょうがないと思いますし、そもそもワントップで良いのかどうかも疑問。ツートップか後半のように3トップ気味の方が選手的には機能しそうですが、とりあえず守備を立て直して、監督のもとチーム一丸となって勝利をつかんでほしいものです。

なお、審判そんなにひどくはなかったです。あの判定は誤審ですが悪意はないと思います。

 

西川周作 5.5 同点に追いつかれたフリーキックは壁の目的も良く分からなかったしあのコースはいいシュートだったけどキーパーが止めないとどうしようもない。その他はあんまり攻められなかったこともあるけど悪くはなかった。

森重真人 5.0 短めのパスでビルドアップ。守備面では裏をとられることが多くカバーリングの意識を高める必要があるだろう。

酒井宏樹 3.5 守備への切り替えが遅くたびたび狙われる。視野が狭くミスキックも多く日本代表の弱点となってしまった。幻のゴールのときだけは良いときのセンタリングを思い出させてくれた。

酒井高徳 5.5 豊富な運動量でサイドを広くカバー。でもやっぱり右の方が好きなのかな。前半からもっとオーバーラップしていれば結果は違ったかも。パス出しのタイミングはもう少し早い方が良いだろう。

吉田麻也 5.5 右サイドまで出張して忙しそうだったがそれなりに安定。カバーのない中よく弾き返していた。イエローは不運と割り切って次頑張ろう。

大島僚太 4.0 守備で全くついていけず。こうげきはそこそこ。

香川真司 5.0 前半と後半で違う役割をうまく担っていたが、ちょっとミスが多かった。もっと自由に動いても良いのではないか。

清武弘嗣 4.5 ボールを持ったときはさすがという働きをするが、それまでは外にいるだけ。決定機でのミスも多くらしくないプレーが目立つ。プレイスキックは良かった。

長谷部誠 5.5 体を張って守備を牽引。攻撃でどうしてもせまくなる。もうちょっとロングキックができる人と組ませてあげたい。

本田圭佑 5.0 得点シーン、試合終盤の右サイドでの活躍は見事だったが、守備はサボる、ボールを引き出せない、と期待はずれのプレーも散見。試合を通じての安定性に欠けていた。

岡崎慎司 4.5 足元への要求が強すぎる。トップがディフェンスラインを押し込めないとチームは機能しない。両サイドのスペースをもっと使っても良かったのではないか。コーナーキックでは活躍していた。

宇佐美貴史 4.5 少しの時間だけ大活躍したが、マンマーク気味につけられたらボールに触ることもできなくなった。オフザボールの工夫が必要。

浅野拓磨 5.5 ミスもあったが技術もそこそこ通じるし裏への飛び出しも有効。ディフェンスに囲まれている中で得点はあげられなかったがそれなりに頑張った。運もなかった。

原口元気 5.5 効果的なドリブルでチャンスを演出。あの起用法なら守備のポジショニングは一考されたい。

ヴァイッド・ハリルホジッチ監督 5.0 試合展開をよく分析しうまく采配していたと思うがどうにも研究し尽くされた感じでUAE代表の方が一枚上手だった。準備段階として、もう少し守備の約束を徹底してほしいし、攻撃が放り込み気味なのは戦術か選手を変えるべきだと思う。

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平成28年3月24日(木)2018FIFAワールドカップロシアアジア2次予選兼AFCアジアカップUAE2019予選 日本代表対アフガニスタン代表 埼玉スタジアム2002

2次予選首位突破を目指す日本代表はアフガニスタンをホームに迎えての1戦。前半こそ攻めあぐねていましたが、岡崎慎司選手の先制点で試合を折り返すと後半はゴールラッシュ。終わってみれば5-0とみごと完勝を収めました。

最近「早い攻撃」って言わなくなったよね。失敗だったのかな、誰か検証してください。

日本代表はフォーメーションに中盤ダイヤモンド型の4-2-2システムを採用。一方のアフガニスタン代表は4-4-2システム。フォワードの位置は低いもののシステム的にはそれほど守備的過ぎるわけでもありません。

日本代表の守備は、相手の2トップをセンターバック2枚+ボランチかサイドバックの1人で対応するという今時懐かしい形。これ、20年位前のシステムですよね。アジア対策なのかな。

日本代表の攻撃はサイド攻撃を見せつつ中も攻めるという理想の形。アフガニスタン代表はサイドから攻められると逆サイドの中盤(特に左サイド)がサイドバックのカバーをしようと外に開くので中央がスカスカ。日本代表は2トップ+トップ下にしたこともあってターゲットに困らない。岡崎選手がいつもの癖で下がってきてしまっても前にまだ2人いるので攻撃が停滞しない。外か速攻しかないいつもの4-2-3-1とは大違い。Jリーグも傾向が変わってきているし、日本代表もこれから大きく変化していくのかもしれない。

少し気になったのが、中盤左サイドがいつも張り出していたこと。柏木陽介選手も原口元気選手も同じように張り出していた。長友佑都選手の上がるスペースがない?後半は長友選手が中盤より前にいたのは反抗期かもしれない。右サイド酒井宏樹選手は普通にオーバーラップ機能していたんですけど、どういう戦略だったのかな。

ハーフナーマイク選手が入ったときは、ハーフナー選手、金崎夢生選手、吉田麻也選手、森重真人選手、酒井選手などでかいのだらけのゴール前。今までにない日本代表。機能してきたら面白い。

今まで使ってきた選手を起用しなかったりまた変わってきた日本代表。選手間の競争がよりよい日本代表を作り出してくれることを期待します。
東口順昭 6.0 お疲れ様でした。風邪引かないように。

長友佑都 5.5 ポジショニングがよく分からない。サイドバックじゃなかったのかな。センタリングの精度も低く、あまり機能していたとは言い切れない。

森重真人 6.5 攻守の切り替えが早く相手の攻撃を未然に防ぐ。正確なフィードで攻撃を組み立てた。

酒井宏樹 6.5 攻守に貢献。ストッパー2人+1人としてもしっかり機能。ボールを受けてから球出しまで少し時間がかかることがある。

吉田麻也 6.5 2回ほどマークを外す不安定さを見せたが、空中戦では相手を圧倒。時々えらくやる気がないように見えるのがストッパーらしくない。

柏木陽介 6.0 なぜか左サイドで出場。サイドバックを上げる作戦でないのならあまり適任ではなかったような。クラブと違ってボールが集まらないのでやりにくそう。

原口元気 6.5 ややミスが目立つもののすばやい切り替えで攻守に貢献。目立ちたがり屋ばかりのチームでバランスを取る。こんなに優等生タイプだったかな。クラブで活躍のわりに得点していないのはこの辺なんだと思う。

清武弘嗣 6.5 攻撃のリズムを作り出す。センタリングがなかなか合わなかったのでサイドに開くのはどうかと思ったが、試合の中できっちり修正して見せた。相変わらず人に気を使うタイプなので、王様との併用が機能するのか心配。

長谷部誠 7.5 3人で守る守備の最終ラインをしっかり形成。攻撃ではワンボランチとして確実なつなぎを見せる。安全なパスだけでなく厳しい楔のパスもしっかり成功させ相手守備陣を混乱に陥らせていた。流れの中で前線まで上がることがあるが、なんだか遠慮していたように見えたのがもったいなかった。

岡崎慎司 6.5 見事なボールコントロールで先制点を挙げる。ボールをもらいに下がってしまう悪癖が最近ついて心配だったが、2トップなのでそれほど問題にならなかった。クラブで得点に絡みだしたので少しよくなってきたんだと思う。それほど足元がある選手ではないので、特徴である前線でのプレーにこだわってほしい。

金崎夢生 6.5 常に裏を狙うくせに前線から後ろに引かないでパスコースを作り出すのがうまいという不思議な選手。体も張れるしこれからも見たい選手。シュートが決まらなかったのは気合が空回りしたのかな。

香川真司 5.5 槙野ヘアーを止めたようだが内紛か?前線で止まってしまうので攻撃が停滞しがち。技術は抜群なのだが、せっかくトップ下で起用されているのだからもう少し得点しやすいプレーを選択すべき。いくらうまいといっても一人で全部できるわけじゃない。

ハーフナーマイク 6.0 特長を生かしてプレー。交代直後吉田選手がヘディングで決めたのはハーフナー選手にマークがつられたのかと思ったが、両方フリーになっててあんまり関係なかったみたい。

小林悠 5.5 出てきてからコーナーばっかりだったり、ハーフナーハーフナー言われてたので不運だった。頑張って動いていたが、まっすぐ裏を狙うだけではなかなか機能しない。

ヴァイッド・ハリルホジッチ監督 6.5 相手をしっかり研究してきた様子。ワールドカップ本戦が気になる部分はあるが、まずは予選。次もしっかり結果にこだわってほしい。

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平成27年11月17日(火)2018FIFAワールドカップロシアアジア2次予選兼AFCアジアカップUAE2019予選 日本代表対カンボジア代表 カンボジア・オリンピックスタジアム

今年最後の代表戦は日本代表が2-0とカンボジア代表を一蹴。最終予選に向けて確実に勝点を積み上げました。

大幅に選手を入れ替えて臨んだ一戦。若手に期待が集まるが、人工芝グラウンドを気にし過ぎているのか、ボールタッチが一つ多く球離れが悪い。選手間の距離も悪く中盤の運動量も少なめでパスが組み立てられない。センターバックが押し上げるのがお約束になっているのかボランチの存在を無視して動くためポジショニングの悪いボランチがさらに居心地が悪くなり、ミスパスにカウンターを食らう日本代表。スピードで翻弄されていたからその気になればカンボジア代表が得点を挙げていてもおかしくなかったが、暑さのせいか経験の少なさか日本代表の弱点を突くこともなく前半終了。

後半に入り柏木選手を投入。ようやくリズムが生まれた日本代表はゴール前でのプレーが増える。いきなりPKを獲得(岡崎失敗)したかと思えば、プレイスキックも蹴れる柏木選手はフリーキックからオウンゴールを誘い日本代表漸く先制。その後も5バックなのにサイドが開いたり中央が開いたりする中途半端なカンボジア代表の裏を狙い続けた日本代表は前が詰まっていてあまり出番のなかった藤春選手が試合終了間際初めてスピードを生かしてサイドの裏を突き本田選手のヘディングで追加点。先発メンバーを変え過ぎたハリルホジッチ監督だったが無失点で勝点3をゲット。これでメンバーがある程度固まってくるのかな?次戦(メンバー選考)に注目です。

長友選手について
今日は高い位置でプレーできた。センターバックとの相性だと思うが、左より右の方がポジションは取りやすいのだろう。センターバックが釣り出されてばかりなので中央で相手フォワードと競るのは気の毒だしチームとしてどう考えているのか全く修正される気配がない。

槙野選手について
ディフェンダーとして相手フォワードに翻弄されてしまった。攻撃時もミスが多い。ボランチがいるのだからボランチに仕事をさせるべき。役割分担が大切。

藤春選手について
前が詰まっていて自慢のスピードを生かせず。守備の時センターバックが前に出ることがチームとして約束になっているのかもしれないが、それより自分で行った方がよさそうな時もあってディフェンスの選手としての起用は怖い面がある。

吉田選手について
体は強いがスピードに欠けることが露呈。軽いミスも多くコンディションの不良を心配させる。シンガポール戦を一瞬思い出したかもしれないがそうはいかなかった。

遠藤選手、山口選手について
ボールタッチが余計でチームにリズムをもたらせず。守備面でもミスを連発。攻守の切り替えが遅い場面が目立つ。センターバックが張り切っていたのは不運かもしれないが、ボランチが二人ともタラタラ歩いていたら攻撃が組み立てられなくて当然。ボールをもらいに行き過ぎてポジショニングを悪くすることも目立った。展開しやすいボールの受け方を工夫してもらいたい。正直言って今日の守備は遅かったです。

香川選手について
うまさは随所に見せるがスペースがないので生かし切れない。特に岡崎選手は最近スペースに走り込まずまっすぐ降りてくるだけなので、香川選手の場合その裏を直線的に使わない限りスペースが作れない。金崎選手をトップに据えて岡崎選手を使うなら左サイドなどの方が香川選手は生きると思う。

原口選手について
よくボールに絡んだがミスが多すぎた。人工芝グラウンドの影響だろうか。決定機を作り出すことができるようになれば代表にも定着できると思うのだが、ラストパスが雑。

岡崎選手について
以前はディフェンスラインの裏によく走り込む選手だったが、いつの間にかただ下がって足元でボールをもらう選手に変身。レスターでは裏を足の速い選手が走るし相手も引いて守ったりしないのでそれでいいのかもしれないが、日本代表でアジア2次予選では機能しないどころか中盤に渋滞を呼び起こす悪い影響。技術がついて変な選手になった。1列下げた方がいいかもしれない。

宇佐美選手について
とにかく守備がひどい。サイドのポジションは守備面でサイドバックの外側だったりボランチの脇だったり守備での仕事も多い。宇佐美選手を起用することで日本代表に穴ができる。攻撃では抜群の技術を持つ選手で視野も広いので、もったいないが現代サッカーでは使う場所がない。ワントップ?

柏木選手について
前の試合でようやく代表で初めてくらいに力を発揮したのに今日の試合ではもう主力としてサブメンバーチームの立て直しに起用されるほどの信頼を勝ち得たスーパースター。柴崎選手が失敗した役割をしっかり果たし天と地と人がかみ合っている印象。

本田選手について
監督の指示なのだと思うが、人数いるだけでポジショニングもカバーリングもまだまだなカンボジア代表を中央から攻め込みサイド攻撃も引き出した。積極的なプレースタイルは得点に直結。本当はこれ岡崎選手の役割だよな。この交代によって本職の金崎選手や武藤選手は胸中複雑になっただろう。南野選手をトップにしないのだったら本田選手にさせない方がよかったと思う。

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平成27年11月12日(木)2018FIFAワールドカップロシアアジア2次予選兼AFCアジアカップUAE2019予選 日本代表対シンガポール代表 シンガポール・ナショナルスタジアム

日本代表勝利!3-0とシンガポール代表を破る。

早いパス交換からリズムのいい攻撃を繰り出していた日本代表。金崎選手がディフェンスラインを押し込むことによりできた4バックの両サイド裏のスペースを早いタイミングで使うことができたのは良かったです。得点は3点だけでしたが、10点近く取れていてもおかしくないチャンスを作り出していたのであんまり気にすることはないと思います。決定力とかいうよりも質の高いチャンスをたくさん作ることで数打ちゃ当たるものですから。ただ、試合が始まってなかなか点が取れなかったり相手に先に点を許したりするとどうしても焦りというか疑いのようなものが出てきます。これから先最終予選などでは今よりも得点が少なくなるでしょうから、どれだけ間違いのない戦術の中でどれだけ自分たちを信じて全うできるかが大切になってきます。
ただ、守備は修正が必要。中央で相手と対するのが森重選手はともかく背の低い長友選手では失点は免れない。ゴール前をどう守っていくのか組織力が問われる。

金崎選手について
金崎選手は岡崎選手と違って前でディフェンスラインを押し込めるので攻撃の幅が広がります。あれだけ押し込めれば両サイドの裏が使えるので相乗効果。前半30分過ぎくらいから圧倒的な攻撃の時間が合ったけど、そのときあまり目立たなかった金崎選手がディフェンスラインを押し込めたのが大きい。引いてスペースを作る岡崎選手と押し込んでスペースを作る金崎選手。ディフェンスが強くなってきたとき金崎選手が機能するかは未知数ですが、現在の日本代表の中盤の構成を考えると岡崎選手より金崎選手の方が日本代表は攻めやすいのではないか。もちろん金崎選手に岡崎選手を絡ませるのは効果的だと思います。
なお、2点目のとき長谷部選手からの縦パスをうまくさばいて一発で前を向いてパスを出したのは良かったけど、パス出しの後立ち止まってたのはいただけなかったな。

宇佐美選手について
相手の運動量が減っているときに宇佐美選手を投入するのは効果的なのですが、前線や中盤の運動量が減ってきているときに宇佐美選手を投入してもあまり改善されないでしょう。技術の高い選手ですが欠点もある選手なので監督にはもう少し使い方を配慮してもらいたい。(宇佐美選手も頑張れ)

香川選手について
ワンタッチプレーは別格。グラウンドが荒れてきていたからかミスも多かったが意図のあるプレーをあの判断スピードで実現していくんだから大したもんだ。周りの理解が進めばもっと活躍できるだろう。

原口選手について
運動量もあり積極的でいいプレーを見せる。中央で香川選手とのコンビは小気味良い。本田選手もうかうかしていられないのでは。

柏木選手について
とにかくうまい。運動量もある。後半日本の足が止まってきたときには長谷部選手とともに積極的に前線へ走りこむ。青山選手とともにJの誇る今お勧めのボランチ。足滑らせても正確なプレイスキックは日本代表の大きな武器になる。ただ、日本のディフェンスラインを考えると今後どうなるのかは不安。

吉田選手について
ミスが多い。積極的に前に出るのはいいがディフェンスラインを省みない守りは組織的とはいいがたい。日本代表は最終ラインに背の高い選手が起用されるとは限らないので、ゴール前をしっかり守ってほしい。試合を通じてヘディングミスが続いていたのは存在意義を疑われかねない。

清武選手について
期待していただけにちょっと残念な印象。時折見せるワンタッチプレーやパス精度は類まれなものを感じるので継続的に表現していってほしい。ユニフォームを破られながらもスピードの落ちないフィジカルには驚愕した。

攻撃のバリエーションが増えてきたのは高評価だが、後半は新たな攻撃にこだわって幅が狭くなってきたのは、やはり監督の指示がうまく伝わっていないのではないだろうか。中からも外からも遠くからも攻められるのだから、その選択を間違わないように戦っていってほしい。

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平成27年10月8日(木)2018FIFAワールドカップロシアアジア2次予選兼AFCアジアカップUAE2019予選 日本代表対シリア代表 オマーンシーブスポーツスタジアム

初戦のシンガポール戦に引き分けてしまった日本代表は1位突破のために絶対に勝ちたいグループ首位のシリア代表との一戦。でこぼこのグラウンドと暑さのためかミスが目立つものの後半の3得点で3-0と勝利を収めました。

シリア代表は守備の意識は高いものの、今までの対戦相手のように5バック、6バックと最終ラインに人を集めて守備をせず4バックを敷いてそれなりに攻め上がってくる。これなら日本代表有利。例の速い攻撃とやらで中中中とゴールへの近道を突き進めばそのうち点が取れるぞ!
と思っていたら、なぜか今までの試合の反省からかサイドからのセンタリングを軸に攻撃を組み立てる日本代表。なぜだ。監督に言われたからか?スカウティングに失敗したのか?例の速い攻撃とやらを忘れてしまったのか?
その後もいちいち遠回りして外を使って攻撃を繰り広げる日本代表。悪環境もあってミスが多くなり、ボールに目が奪われて視野が狭くなっていく。パスの出しどころはあるのだよ、ただボールが落ち着かないから走り込んだ味方まで目が届かないだけで…(たぶん)

それでも、両チーム選手のレベルの差は歴然。グラウンドコンディションの悪さは日本代表だけでなくシリア代表にも同じように降りかかってくる。蹴りたいところに飛ばないボール。フリーキック以外ならそんなに怖くはなさそう。ただロングボール放り込んでくるから事故も怖い。日本代表は早めに1点、できれば2点取っておきたいところ。

前半が終わって、4バックのシリア相手なら体力的にも持つはずないしこのまま行けば日本代表はいずれ点が取れそう。早く点が取れるための交代(中中中の例の速い攻撃とやらのため)をしていくか?しかし、万が一シリア代表が後半5~6バック作戦に挑むようならサイド攻撃を残さにゃならん。暑いからバテたり怪我したりカード貰ったりする輩も出てくるやもしれん。かといってあんまり待ちすぎて0-0のまま試合が終わったらちょっとまずいよな…
ハリルホジッチ監督は悩んだことでしょう。とりあえずはメンバー交代なく後半開始。シリア代表は前半とあんまり変わらない…?でももうちょっと様子見ようか…と思ったら、後半9分、散々本田圭佑選手が取ってもらえなかったファールを岡崎慎司選手がペナルティエリア内で獲得。やったー、日本代表待望のPKだ!
キッカーは本田選手。中中中の例のいわゆる速い攻撃はいいからちゃんとコースに、中中中じゃないぞ、でもやっぱり真ん中に蹴るのかなあ、と思ったら左!よかったー

それでもシリア代表は引き分けでいいので、5~6バックにして1点だけを取りに来たらそれはそれで日本代表も苦労したかと思うのですが、シリア代表は普通に攻撃してきた。これは例の速い攻撃で中中中でしょう。宇佐美貴史選手を投入。ドリブルとショートバスでゴールへの最短距離を突き進む。
後半25分、ペナルティエリア内でボールを持った香川真司選手が左サイドをドリブル突破。スライディングしてきたディフェンスの股を通したラストパスに岡崎選手が走り込んで日本代表2点目。マイナスでボールを待っていた吉田麻也選手も見事でした。

いよいよスペースが埋められなくなったシリア代表を攻め立てる日本代表。後半43分、武藤嘉紀選手が競り勝って清武弘嗣選手へ、清武選手は絶妙なワンタッチで前を向き走り込んだ本田選手へスルーパス。裏に出来たスペースを宇佐美選手が使って見事な追加点!試合終盤で勝ってるからサイドバックが上がってこないのもチームとして見事なゴールです。

交代で出場した選手がいずれも活躍した攻撃陣。ハリルホジッチ監督は比較的選手の好き嫌いがはっきりしているのでレギュラーが入れ替わるのは相当な苦労が必要だろうけど、長いワールドカップ予選なので切磋琢磨しあってカバーしあいながら得点を重ねていってほしい。
逆に守備陣は大幅な修正が必要。ラインが凸凹になるのが怖くて選手交代しなかったのだろうけれど、いくらグラウンドが悪いからってさすがにボールコントロールが悪すぎるしなんたって視野が狭すぎる選手が多い。アジア予選では引いて守られることが多い日本代表なので、ディフェンスのビルドアップやオーバーラップが生命線となる。もしかしたらサイドアタッカー的な選手をサイドバックに据える必要が出てくるのかもしれない。ボランチの選手を最終ラインに下げて3バックを検討した方がいいかもしれない。例の速い攻撃とやらで引いて守る相手に対して中中中で攻めたかと思えばスペースがあるのにわざわざ外から遠回りしてゴールを目指したり、チームとしての柔軟性に欠けるところがある。サッカーは相手があってやるもの。「自分たちのサッカー」よりも「目の前の相手に勝つサッカー」を心掛けて一戦必勝をこれからも期待。

監督も少しずつ選手のことがわかってくるだろうし、選手も監督の言いたいことがだんだんわかってくると思う。新しい選手が入ったときにどうやって共通認識を持つかという課題はあるが、監督の戦術は以外と柔軟性がありそうだし、チームもだんだんと監督の戦術を体現出来てきたようだから、これから少しずついいチームになってよい結果をもたらしてほしい。
シリア4バック。結構攻めてくる。日本有利。
今日みたいな試合ならわざわざ外使う必要ないのに。なんでいちいち遠回りしてゴールに向かうんだろう。まあ、ホームとは言えシリアがこんなに強気に出てくるとは思ってなかったんだろうなあ。
ゴートク余裕がないからセンタリングが合わない。体の向きがおかしいし体の動きとボールの動きがあってない。
蛍のポジショニングが中途半端。後ろ過ぎる、前過ぎる、離れすぎる。
パスが出ないのは恐らく受け手の問題じゃない。パスコースができてるのに見えてない出し手に問題がある。

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平成27年9月8日(火) 日本代表対アフガニスタン代表 メモ

・攻撃パターンが今までと大きく変更。中央からの早い攻撃はやめて丁寧につないで外から攻めた。
・最終ラインのカバーリングはセンターバック・ボランチともそれなりに修正されていた。
・アフガニスタンの攻撃は主にボールを奪ってカウンターかキーパー(もしくはフリーキック)からのロングボールの2種類しかなかったが、背の低い長友の頭を狙われていたが特に対策しないどころか背の高い酒井宏樹を代えて原口元気をサイドバックにポジションチェンジ。酒井弘樹に攻撃面でのミスが多いのは今日に限ったことではない。
・アフガニスタン代表は日本代表の中盤や最終ラインへのプレッシャーがほぼ皆無だったためフリーでボールを蹴ることができた。そのためサイドの空いたスペースへロングボール含め効果的なパスを繰り出すことができたが、日本代表の前線が意図的にスペースを作り出した場面は少なかったように思う。特に岡崎が足元へのボールを要求が多くチームとしてどのスペースを使うのか意識統一できていない。
・2次予選は実力差があるので、日本代表はあまり難しいことを考えないでシュートを打ってさえいれば勝てる。

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平成27年9月3日(木)W杯アジア2次予選 日本代表対カンボジア代表 埼玉スタジアム2002

初戦シンガポール代表戦に引き分け絶対に勝利を収めたい日本代表。

実力差から考えると物足りない点差ではありましたが、3-0と完勝。2次予選初勝利をあげました。

日本代表は中から早い攻撃を形にしているので、中央最終ラインに人を集めて9人でゴール前を固めるカンボジア代表の守備をなかなか崩すことができません。
基本的にマンツーマンで守るため、場合によっては最終ラインが6人になることも。守備が多すぎてシステムが分かりづらいカンボジア代表。

日本代表の攻撃はカンボジア代表のマンツーマンディフェンスを逆手にとって込み合っている中央ではなくサイドにスペースを作って相手に後ろ向きの守備をさせればもっと効率的に攻めることができたはずですが、監督の指示なのか選手のこだわりなのか中央でショートパスをつないで突破しようと試みる。

サイドの攻撃はサイドバックがオーバーラップしたときは形を作ることができるのですが、中盤のサイドは右が左利きの本田圭佑選手、左が右利きの武藤嘉紀選手。どうしても中へ中へ絞る攻撃となり、その分サイドにスペースが空くもののうまく使うことができずシュートを打てども打てどもゴールを決めることができません。

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平成27年8月9日(日) EAFF東アジアカップ2015決勝大会 日本代表対中国代表 中国武漢スポーツセンター

1敗1分で迎えた今大会最終戦。勝利で締めくくりたいところでしたが、1-1の引き分けに終わりました。

3試合目にして始めて守備のときフォワードが連動して相手にプレッシャーをかけるようになった日本代表。しかし相変わらずパスミスの多い日本代表はせっかく奪ったボールも中国代表に高い位置で渡してしまい波状攻撃を受け押し込まれて前半10分、あっさり先制を許してしまう。第1戦はボランチが下がらなくて失点。第2戦はボランチが1枚ディフェンスラインに回って失点。第3戦はボランチがディフェンスラインに吸収されてしまい失点。修正しているというかなんと言うか。
日本代表は強引に縦に進んでチャンスを作り出すいつもの作戦。やってるうちにだんだんと中国代表のプレッシャーなんてほとんど無きに等しいことに気が付き始める日本代表。落ち着いたらミスパスが驚くほど減少。ようやくリズムを作り出す。

ここで問題が発生。さて、どこから攻めようか。

中国代表はサイドのハーフェイラインあたりとトップの頭を拠点に攻めてくる。
日本代表はセンターサークルあたりを拠点に。しかし、ここは相手もたくさんいるので拠点にしづらい。
結局、センターバックがドリブルで相手を交わしてからパスを出せばフリーで拠点が作れる、という明日につながらない作戦。今日機能したからいいのかな。
ということで拠点作りに成功した日本代表はパスが回る回る。前後前後にパスが通り、ゴール前までボールが運べるように。

前半41分、槙野智章選手がドリブルで相手陣内に進入。フリーで出したスルーパスはオーバーラップした米倉恒貴選手へ。ダイレクトのセンタリングに走りこんだ武藤雄樹選手がゴール前合わせて同点!

今日トップに入った川又堅碁選手はフリーなのに受けたボールをディフェンスラインまで戻してしまう。ここで前を向いたり裏に走りこんだりすればもっとチャンスができるんじゃないか?というわけで川又選手に代えて興梠慎三選手を投入。ところが、雨が強くなったせいかディフェンスがドリブルしないで横パスをつなぐようになり、縦パスが入らなくなってしまう。これでは攻撃のリズムができない。

その後日本代表は出足の良さで中国代表を圧倒しゴール近くまでボールを運ぶもののゴールを割ることはできず、同点のまま試合終了。

槙野選手は対面ではそこそこの強さを発揮するものの相変わらず裏のスペースをカバーできず相手に走り込みを許してしまう。相手が全く見えていないのはちと困りものです。
森重真人選手はたくましくなりました。ブラジルワールドカップ前はファールされたらすごすごと引き下がっていたのに。経験が大きく成長させてくれているのだと思います。

ハリルホジッチ監督は、この大会決まった采配を繰り返していました。結果が出なかったことがはたして今後どのような変化をもたらすのでしょうか。

日本代表は守備のルールは少しずつできてきたように感じますが、攻撃についてはいまひとつ。
トップが下がってできたスペースをどう使うのか。トップにどう当てるのか。どこに基点を作るのか。どうやってどこからボールを相手ゴールに運ぶのか。
実力で中国代表を圧倒していたにもかかわらず同点に終わったのは、日本代表の展開力のなさと、両チームの戦術に対する徹底度に大きな差があったことが原因です。

少なくとも、サイドバックの役割をどうするのか、どうやってサイドチェンジを図るのか、どのスペースを使って(作って)攻めるのか、このあたりはある程度徹底させていかなくてはなりません。

シンガポール戦の前は得点が入ってしまっていたので欠点が目立ちませんでしたが、今後も得点できないことがないとは言い切れません。
監督の戦術が早く徹底されますように。