政治 \ 多摩市議会

令和3年3月議会に向けて、一般質問の通告を行いました

令和3年3月議会に向けて、一般質問の通告を行いました

1、 新型コロナウイルス感染症への対応について
人類に甚大な被害をもたらしている新型コロナウイルス感染症は第3波と言われる局面に入り、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言の発出後は収束に向かいつつあるものの依然として予断を許さない状況です。多摩市においては、多摩市民の生命身体財産を守る責務を有する地方公共団体としてその使命を全うすべく日夜励まれていることを、一市民としても誇りに思っており、感謝申し上げるところです。この努力が必ずや結果に結びつくことを信じ、また、行政も議会も含め、市民が一体となってこの難局を乗り切るために、以下質問します。
(1) 新型コロナウイルス感染症は重症化や後遺症といった特徴を強く持つ疾病です。罹患者には早期の集中的な医療ケアが必要になる場合が多いと考えられます。現在の多摩市民に対する医療体制について、どのように分析されていますか。
(2) 新型コロナウイルス感染症だけに限りませんが、疾病は罹ってからの治療よりも、罹らないように予防することこそが健康の原則となります。現在感染リスクの軽減及び重症化予防にも効果があると期待されている新型コロナウイルスワクチン接種に向けた体制作りが進められていると思いますが、進捗はいかがでしょうか。ワクチンの有効性や安全性についての分析と対策、ワクチン接種における禁忌事項、その他ワクチン接種における課題と対策について、現時点における状況についても併せて伺います。また、ワクチン接種に否定的な考えを持つ市民も当然いらっしゃるわけですが、その中で誤った情報や根拠のない不安により本来助かるはずの命が失われるようなことは可能な限り避けたいところです。一方で、ワクチン接種をしないことによるリスクより、接種することによるリスクをより敏感に感じる人がいることも事実です。「絶対」と言い切れない科学的立場にある行政において、ワクチン接種における人の認知における思考過程をどのように分析されているのでしょうか。
(3) 疾病の予防はワクチン接種だけに留まるものではありません。運動や食事、睡眠、生きがいといった日々の生活から機能的向上や機会創出による健康増進の行動変容を促すこともまた予防の観点からは見逃すことのできないものです。コロナ禍における健康増進の在り方と、コロナ後に向けた健康増進の在り方について、具現的なお考えを伺います。
(4) 新型コロナウイルス感染症はその対策に行動制限を伴うことが多く、市民の経済活動に滞りや変化が多く見られます。市は現状をどのように分析し、どのように対策を進められるのでしょうか。
(5) 新型コロナウイルス感染症が収束したとしても、いずれまた別の新型感染症が発生する可能性は否めず、その対策も進めていかなければなりません。しかし、緊急時に必要となる専門職人材の確保は、平時の剰余人員ともなりかねず、財政や働くその人の生きがいといった面において大きな課題を残しかねないものと想像するところですが、市はどのようにお考えでしょうか。また、新型コロナウイルス感染症対策において多摩市が保健所設置市でないことが議論の前提としてたびたびあがっていましたが、今後多摩市は保健所設置を目指していくお考えはあるのでしょうか。保健所設置についての市のお考えと設置における現時点でのハードル、また保健所設置によるメリットとデメリットをどのように分析されているのか伺います。
2、新年度の介護及び障害福祉制度の運用について
高齢者福祉保健計画や介護保険事業計画、また、障害福祉計画や障害児福祉計画が4月から新たな計画のもと実施されることになります。コロナ禍において各介護福祉サービス事業所も辛い状況と不安にさいなまれながらも必死に多摩市の介護福祉基盤を支えてくれているところです。4月以降の多摩市の介護福祉サービス基盤整備について、制度改正や計画策定の進捗や概要、課題について伺います。

ご意見ご質問等ございましたら、きりきまでご連絡ください。