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政治 \ 多摩市議会

令和5年3月議会に向けて、一般質問の通告を行いました

令和5年3月議会に向けて、一般質問の通告を行いました。

公衆衛生、コロナ、ワクチン、マスク、社会保障、公的扶助、児童福祉、医療的ケア児、ヤングケアラー、少子化対策、障害者福祉、高齢者福祉、介護保険、地域共生社会などについて、多摩市に質問します。

1 新型コロナウイルス感染症対策などの公衆衛生について
日本で初めて新型コロナウイルス感染症の感染者が確認されてから3年が経過しましたが、昨年秋以降のいわゆる第8波のピークは過ぎたとみられるものの、いまだその流行は続いています。現在は集団免疫レベルが高まっているとも考えられるためしばらくは抑制傾向が期待できるかもしれませんが、免疫の減衰やウイルスの免疫逃避を考えると決して油断できるものではありません。また、今後国では新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが二類相当から五類へと移行されていく方針ですが、五類になったからと言ってウイルスの脅威が消えてなくなるわけでもありません。感染のリスクの大部分は、基礎疾患など病気を持つ人、高齢者、受験生、医療や介護の従事者を含むエッセンシャルワーカーが引き受けることになり、その流行が通常得られるはずの医療や介護を阻害することも想定する必要があります。公衆衛生の観点から今後の感染症対策について、市のお考えを伺います。
1. 新型コロナウイルス感染症への対応について、市の役割や支援の内容は今後どのようなものになっていくのでしょうか。
2. 今後のワクチン接種について、どのような支援策をお考えでしょうか。
3. うがい手洗い、換気、三密回避といった感染症対策について、その効果と今後の対応をどのようにお考えでしょうか。
4. マスク着用のメリットデメリットと今後の方針について、市の認識とお考えを伺います。また、小児へのワクチン接種や経口抗ウイルス薬などの現状もとらまえながら、学校現場における感染症対策について児童及び教員両方の目線からも対応を考えていく必要があろうかと思いますが、市はどのようにお考えでしょうか。

2 市民一人ひとりの生活を守る介護や福祉などの社会保障制度の構築について
終身雇用や企業による福利厚生、専業主婦や核家族といった標準世帯モデル、地域や親族等のつながりを前提としてきた日本の社会保障制度ですが、少子高齢化、就労形態の多様化や雇用慣行の変化、共働き世帯やひとり親家庭の増加など家族形態や地域の変化などにより、市民一人ひとりの生活を保護することが現実的に困難な部分も散見される状況ともなってきており、社会保障給付費増加への対応や安定的な財源確保策は喫緊の課題です。以下の分野について、今後の社会保障をどのように構築していくべきか、市のお考えを伺います。
1. 社会保障費の安定財源の確保について、世代間や世代内の公平性も考慮し現役世代も受益を実感できるような制度構築が必要だと考えます。市はどのような施策をお考えでしょうか。また、社会保障給付費の適正化について、どのようにお考えでしょうか。
2. 公的扶助について、適切な給付支援や就労可能な人への支援の考え方、生活困窮者に対する初期段階からの支援体制、就労支援策について、市のお考えを伺います。
3. 児童福祉における、保育体制の強化や質の高い幼児教育の実現、子ども家庭福祉分野の人材確保、医療的ケア児等への支援、ヤングケアラー支援体制、少子化対策と子ども子育て支援との関係について、市のお考えを伺います。
4. 障害者福祉及び高齢者福祉について、特に訪問系サービスにおける従事者の高齢化や人材不足への対策、介護DXの推進、原油・物価高騰への対応、感染症の流行による認定等制度利用における影響、地域共生社会の実現、保険者機能のあり方、ACPの概念について、市のお考えを伺います。

ご意見等ございましたらお気軽にご連絡くださいませ。

なお、3月議会は3月1日開会予定です。

蹴球

FIFAワールドカップカタール大会2022決勝 アルゼンチン代表対フランス代表 ルサイル スタジアム

1か月にわたり熱戦を繰り広げてきたFIFAワールドカップカタール大会2022もいよいよ決勝戦。

離脱者続出するも層の厚さを見せつけ前評判の高いフランス代表に対し、グループリーグ初戦で敗れるも粘り強く勝ち上がってきたメッシ選手擁するアルゼンチン代表。
個人的には、メッシ選手が中盤の組み立てからフィニッシュまで担うアルゼンチン代表よりも、攻撃の形はグリーズマン選手しかないものの個々のクオリティで攻撃のポイントをたくさん持つフランス代表がやや有利かな、と見ていました。が…

さて、キックオフ。

左サイドにディマリア選手を置く奇策を見せたアルゼンチン代表は、442に見せかけた433でオールコートプレスを発動。
対するフランス代表も442に見せかけた変則433アンカーシステムでグリーズマン選手を軸にエムバペ選手とデンベレ選手を生かそうとする戦術。しかし、マカリステル選手にグリーズマン選手を密着マークされて形が作れないフランス代表は中盤でミスが目立ちリズムが作れない。
フランス代表はできればアルゼンチン代表に(フランス代表の)左サイドから攻めさせて、スペースができたところを攻め残ってるエムバペ選手にカウンターで使わせたいのだけれど、そこにはアルゼンチン代表メッシ選手がいてボールが全然取れず、そこから逆サイドディマリア選手につながれるともうフランス代表は追いかけることしかできない。

そうなると攻撃得意のデンベレ選手まで守らざるを得なくなり、アルゼンチン代表ペースで進んだ試合は、アルゼンチン代表の奇襲が収まったと思った頃にぽろぽろ点が入るという少し不思議な展開を見せアルゼンチン代表リードで前半終了。

アルゼンチン代表2-0フランス代表

リズムの作れないフランス代表は前半41分に早くも選手交代。4231システムに変更して、エムバペ選手を1トップで一発に期待し、グリーズマン選手を右サイドからトップ下へ移動。グリーズマン選手のボールタッチを増やして後半の巻き返しを狙う。

フランス代表は中盤の人数が増えたのでリズムができ始めるのだけれど、アルゼンチン代表も442システムに変更して対応。フランス代表はいまいちフィットしきれない。

フランス代表は個人で何とかしちゃう選手が何人かいるんだけど、アルゼンチン代表がとにかく1対1で負けないので、試合は依然としてアルゼンチン代表ペースで展開。

フランス代表はついに運動量の落ち始めたグリーズマン選手を諦めシステムを424に変更して、アルゼンチン代表のプレスにかからないように中盤を省略。守備はとにかくメッシ選手をセンターバックとボランチが目を離さない。

自分たちのスタイルをあっさり捨てたフランス代表は驚異の粘りを見せ、後半35分、36分と続けざまにエムバペ選手がゴールを挙げてまさかの同点。

アルゼンチン代表2-2フランス代表

アルゼンチン代表は、とにかくメッシ選手。中盤組み立てに後ろ向きでボールを受けて振り向いてパス出してその後パスもらってゴールまで決める。全部一人でやっちゃう。異次元すぎるんだけど、当然サッカーはミスの多いスポーツでもある訳で、メッシ選手も例外ではなく、メッシ選手のパフォーマンスがチームに直結しすぎてしまう結果に。

メッシ選手がボールロストを繰り返し出したところそフランス代表が見逃さず同点に追いつき、さらに攻勢を強めるフランス代表。アルゼンチン代表はもうそれまでかと思ってました。その時までは。とりあえず後半終了。延長戦に突入です。

アルゼンチン代表2-2フランス代表

延長戦はアルゼンチン代表も442ひし形システムに変更して中盤を省略。肉弾戦に突入。

でも、後半アディショナルタイムに、なんと、メッシ選手がちょっとだけ復活してきたんですよね!万全とは程遠かったけど、ちょっとずつパフォーマンス取り戻してきてました。どういう体力してるのかしら。

リズムを取り戻したアルゼンチン代表はメッシ選手が作ったスペースをうまく使ってボールをつなぎ、最後はメッシ選手が押し込んで勝ち越し!

アルゼンチン代表3-2フランス代表

これで終わりかと思ったら今度は事故発生。フランス代表のコーナーキックからアルゼンチン代表が痛恨のハンドでPKの判定。エムバペ選手のハットトリックで同点!どうなってるんだ、この試合!?

アルゼンチン代表3-3フランス代表

オープンな展開は最後まで両チームにいつ決まってもおかしくないほどの得点機会を作り出すもののお互い決めきることができず、同点のまま延長戦終了。

アルゼンチン代表3-3フランス代表

PK戦は4-2でアルゼンチンに軍配。ついにメッシ選手が栄冠を手にしました。

神の子マラドーナに比べると運動量や守備力の差が大きくて総合力ではマラドーナだと(世代的には)思ってしまいますが、中盤の組み立てからゴールゲットまでできるメッシ選手は異次元です。
また、他のチームも激しいプレーはあったものの、メッシ選手に対して比較的リスペクトのあるプレーであったこともワールドカップをより良いものにしてくれたのではないかと思います。すばらしい。

国境、年齢、人種を超えた関係性を育むことのできるスポーツの力を垣間見ることのできた今回のワールドカップ。
これからも、サッカー、スポーツの充実と共にその影響力に大いに期待していきたいと思います。

お疲れ様でした。

蹴球 \ サッカー日本代表

FIFAワールドカップカタール大会2022 日本代表対クロアチア代表 アルジャノブ スタジアム

日本サッカー史上初のワールドカップベスト8進出をかけた決勝トーナメント1回戦、日本代表対クロアチア代表。
前半日本代表が今大会初めて先制に成功するも、後半クロアチア代表に追いつかれ、その後延長戦でも決着のつかない大激戦でしたが、PK戦の結果クロアチア代表に軍配が上がり、日本代表は過去最高タイのベスト16で涙を飲む結果となりました。

さて、キックオフ。

試合は、なんだかバランスの悪い日本代表が守備を修正できないままクロアチア代表のペースで展開。クロアチア代表が日本代表の裏を狙ってくるので日本代表はディフェンスライン低めなのにフォワードと中盤は高い位置で守ろうとするからディフェンスラインと中盤の間のスペースを使われて、日本代表が中盤下げると中盤の手前のスペースを使われてそこからそのまま裏を狙われる。クロアチア代表の試合巧者ぶりが目立ちます。

一方日本代表はサイドからの攻撃が効果的。クロアチア代表は前線で一旦プレスかけてその後は引いてじっくり守る。特に押し込まれたときはサイドバックが中に絞るのでそのとき外が空く。ワイドの選手が戻ってこれればいいんだけど、前線でプレスかける関係でどうしても戻るのに時間かかってスペースができがち。前線からのプレスをたびたびうまいこと回避できた日本代表は、前半43分、サイド攻撃で獲得したコーナーキックから、吉田麻也選手の落としたボールに守備でも大きく貢献していた1トップ前田大然選手が押し込んで先制!

日本代表1-0クロアチア代表

この試合は日本代表がプレイスキックいろいろ工夫してました。ここまで隠してたのかな。

しかし、リードして攻めなくてもいい環境になっても日本代表守備のバランスの悪さは修正しきれず。前後のバランスの悪さは修正を試みているようだけど、左右のバランスの悪さが一向に改善されない。日本代表は左ハーフの鎌田大地選手がチャンスメーカーとして期待できるんだけど、右サイドの守りはセンターバックがクロアチア代表のサイドバックについたりして押し上げられるのに対し、左サイドバックの長友佑都選手は相手ワイドの選手に付きっ切りなので、鎌田選手がサイドバックの選手に合わせて守りに戻らなくちゃならない。これは長友選手から三笘薫選手に代わってからも見られた傾向なので、たぶんクロアチア代表の形に合わせた守りだったのかなと思うんだけど、日本代表の強みを出すためには、時にはセンターバックがワイドをマークして長友選手がサイドバックをマークするなどの工夫が見られてもよかったように思います。

それで結局日本代表の左サイドにスペースできがちになり、左センターバックの谷口彰悟選手が浮いてるんだから前に出られれば良かったんだけど後ろに残ったままで、それはそれでスペース埋められれば悪くはないんだけど、なぜか中央のセンターバック吉田選手が左サイドのカバーをするので右センターバックの冨安健洋選手が左に寄ることになって、そのカバーに右ワイドで攻撃に特徴のある伊東純也選手が慌てて戻ってきて相手3トップの一人を見るもんだからミスマッチが生じてしまい、後半10分に失点。

日本代表1-1クロアチア代表

相手はゴール前に二人しかいなかったんだから普通に吉田選手と冨安選手がマークについて伊東選手がカバーしてればよかったんだけど。吉田選手はスペイン代表戦でも同じように左サイドからのセンタリングのとき裏のマークがケアできないときがあって、もしかしたらもともと苦手な形なのかな。ここまで3試合フル出場で疲れ切ってるようにも見えたし、ちょっと気の毒なところではあります。

でもそもそも0-1がゲームプランにあるので全く焦る必要のない日本代表。ところが終盤鎌田選手を途中交代。うーん、どうかな。確かに疲れているようだったけど、いい位置で待ってるけどパスがあんまり出てこないみたいな感じだったし、それなら先に左サイドの守備を修正して鎌田選手の守備のタスクを減らすべきだったと思う。ここは個人的に戦術的な面で少しちぐはぐな印象でした。

その後もポイントゲッターとして絶大なる期待の三笘選手を交代出場させた日本代表ですが、いくら三笘選手とはいえ最終ラインからドリブルで持ち込んでゴールまで決めて頂戴というのはさすがに酷というもの。そんなのメッシ選手でも無理(たぶん)。結局チャンスは作り出すものの得点には至らず、一方クロアチア代表もあまり調子上がらないのか得点のにおいが感じられないまま、延長戦も終了。

日本代表1-1クロアチア代表

PK戦に突入です。

PK戦は、4人目までに3人が外してしまった日本代表に対し1人しか外さなかったクロアチア代表が1-3で勝利。残念ながら日本代表悲願のベスト8進出は叶いませんでした。

クロアチア代表強かったですね。スペースの作り方使い方が抜群で、とても賢く楽にプレーしていました。日本代表はボールの取りどころも見つからなかったようで、得意のプレスをかけることすらほとんどできませんでした。

でも、例えば、日本代表は最終ライン選手余ってたんだから4バックにする手もあったかもしれません。もちろんそのせいで後ろにスペースができて失点していた可能性もあるわけでまあ結果論ですが、ただそれでも、左右のバランスを考えたとき、クロアチア代表右ワイドが左に比べて開くことはわかっていたはずなのにそこにサイドバックの長友選手を付けることでオーバーラップしてくるサイドバックの選手のケアに鎌田選手を戻らせたり、長友選手が押し込まれて鎌田選手との間が空くときボランチの守田英正選手が外に引っ張り出されて中にスペース作られたり、なんだかクロアチア代表の戦術に対してあんまり守備が機能しているように見えませんでした。左サイドが重くなっていく日本代表は全体的に押しだされて右にずれる形になって、ストロングポイントであるはずの鎌田選手の攻撃力を活性化させることができなかったし、左サイドで攻撃に期待したいはずの三笘選手にも最終ラインまで下がらせることになってその攻撃力も半減してしまいました。それなら前半守田選手を左ハーフにして鎌田選手を右ボランチにして伊東選手の近くに置くとか、左ハーフに柴崎岳選手とか、そういうのやってみたらどうだったのかななんて思ったりもします。

この敗戦(記録上は引き分けだけど)を受けて、やれPK戦の機会増やせとかやれボール保持できるようにとかいう声も聞こえてきて、それはそれで大切なことですが、PK戦対策するくらいならコーナーキックとかフリーキックやった方が効率的だと思うし、ボール保持するためにも最終ライン1対1で守れるようにした方が攻撃の枚数も増やせるし結局攻めにつながると思う。1対1で守れないこと前提で守備システム構築するから後ろのカバーばっかりに人数がやたら多くなっちゃって前線で人が少なくなってボール保持もしづらくなっちゃうんですよね。世界相手に守るのはとても難しいことなので今はまだしょうがないのですが、世界基準というならそっちの方からではないかなと。

とはいえ、今回のワールドカップではドイツ代表とスペイン代表に勝利するなど、十分に世界と戦える力があることを示してくれた日本代表。この経験を糧に、日本サッカーのさらなる躍進と充実に期待します。

頑張れニッポン!

蹴球 \ サッカー日本代表

FIFAワールドカップカタール大会2022 日本代表対スペイン代表 ハリファ インターナショナル スタジアム

勝てば決勝トーナメント進出、負ければグループリーグ敗退、とある意味わかりやすい形になったグループリーグ最終戦対スペイン代表戦。引き分けのときは条件がちょっと複雑でめんどくさいのであまり考えないでいきましょう。

試合は、前半先制を許すも、後半2得点をあげて逆転した日本代表が2−1でスペイン代表に勝利!
ドイツ代表、コスタリカ代表、スペイン代表と強豪ひしめくグループリーグを首位で勝ち抜け、見事決勝トーナメント進出を決めました。

さて、キックオフ。

433システムで圧倒的ボール支配率を見せつけるスペイン代表。対する日本代表は541でんでんむし作戦。とにかくスペイン代表のアンカーとワイドにボールを入れさせないことを徹底しながら粘り強くチャンスを狙う。

と思ってたら早速失点。
前半11分、パスをつながれ連続攻撃を許した日本代表は吉田麻也選手と板倉滉選手の連係ミスもあってスペイン代表にヘディングゴールを許し、予定より?早く追いかける展開に。
日本代表0-1スペイン代表

戦術を変えない日本代表と焦る必要のないスペイン代表の試合は大きな動きを見せることなく時間が経過。
日本代表はスペイン代表のセンターバックからアンカーへのパスコースを前田大然選手が切ってるんだけど、
それでもアンカーにパスが入ることがあって、その時日本代表ボランチの一人がアンカーに寄るからどうしてもスペイン代表の逆サイドのインサイドハーフが浮いてしまう。
ときどきスペイン代表の1トップも中盤に降りてきたりするので中盤は多勢に無勢でスペイン代表優勢。

ただ、幸運もあって、スペイン代表は早い時間に先制したからかなんとなくのんびりモードになり、センターバックが持ち上がらないでいてくれるのです。先制点の時もセンターバックがボール持ち上がっていたわけだし、スペイン代表センターバックが持ち上がらないでいてくれたのは日本代表にとって本当に幸運だったと思う。

その後前半の半分くらいから日本代表は3バックがかわりばんこに前へと出てくるようになり中盤に加勢。
のんびりスペイン代表は空いたスペースを使って先手を取るもワイドへの展開を封じられていることもあって足元へのパスが多くなり、日本代表がインターセプト成功からショートカウンター(失敗)とリズムを作り出し始めたところで前半終了。
日本代表0-1スペイン代表

前半の健闘はハーフタイムの選手交代でさらに攻勢を強め日本代表は早速結果を出すことに。

後半3分、前田選手の追い込みからのスペイン代表のわずかなミスを見逃さなかった伊東純也選手がヘディングで競り勝つと、堂安律選手が絶妙トラップから左足ミドルを突き刺して同点!
日本代表1-1スペイン代表

さらにそのわずか142秒後の後半6分、キーパー権田修一選手のロングキックを伊東選手が収め、田中碧選手から堂安選手に繋がってゴール前に送られたボールはいったんは逆サイドに流れるも、ゴールラインぎりぎりで三笘薫選手が折り返して田中選手が押し込み逆転!
日本代表2-1スペイン代表

ゴールラインを割ったとセルフジャッジしてプレーを止めたスペイン代表に対し足を止めなかった三笘選手と田中選手(と前田選手)の頑張りが逆転ゴールに繋がりました。

その後攻勢を強めるスペイン代表に対し、ワイドを抑える守りをさらに徹底する日本代表。
スペイン代表はティキタカで中から攻めるイメージ強いけど、実際は中攻めてから外に繋いで最後に中で仕留めるパターンが多い。中から攻めるときはボールを受ける選手がゴールに背を向けていることが多いけど、外から攻めるときはゴール方向を向くことができるので攻撃が比較的楽ちんになるのです。

そんなこんなで攻め手を欠き、三笘選手と伊藤選手の連係ミスからスペイン代表アセンシオ選手(いつもやられてる)に強烈シュートを許すも、所属の清水エスパルス癖か失点0には抑えられないけど2点目は許さないキーパー権田選手が鉄壁のセーブを見せる。

ディフェンス陣もコスタリカ代表戦の反省を生かして集中を切らさずしっかりクリアも徹底。

コスタリカ代表戦ではいまいちだった守備面でもこの試合では貢献した三笘選手がウイングバックを覚えたのは所属のブライトンでの経験みたいだし、ワールドカップ初出場の谷口彰悟選手が意外と機能してビルドアップでも起点になれたのも所属の川崎フロンターレで似たようなサッカーに慣れてたからかなと思うし、所属クラブでの経験を個々の選手がいかんなく発揮して最後まで守り切った日本代表が逃げ切って勝利!
日本代表2-1スペイン代表

代表としての積み重ねが生かされた感じじゃないのがいいのかどうかは評価分かれると思うけど、ドイツ代表戦はアタッカーだらけの選手起用になって、スペイン代表戦はセンターバックだらけの布陣とか、森保一監督の柔軟性は一定程度評価されるものかなと思います。

また、コスタリカ代表戦ではいまいちフィットしなかった交代起用がドイツ代表戦とスペイン代表戦では抜群の結果を残したことも大きかった。

三笘選手の先発を期待する声もあるけれど、途中から違いを見せつけた方が相手チームは嫌かなと個人的には思います。

堂安選手は相手が守備をセットしてる状態だとプレーやり切れない傾向があるので、少しごちゃごちゃしてきた後半に出場したほうが活躍できるような気がしてます。

ちょっと心配なのは浅野選手。2戦目3戦目動きが重いです。この試合も出場5分でバテてたし。初戦で点取ったことで自分を見失ってるような。自分に何ができて何ができないのかわからなくなってるような感じがします。

戦前の予想を覆しグループリーグを首位で突破した日本代表。

次戦は12/5(月)24時(12/6(火)0時)から、決勝トーナメント1回戦、対クロアチア代表戦です。

勝てば日本サッカー史上初のベスト8。

頑張れニッポン!

蹴球 \ サッカー日本代表

FIFAワールドカップカタール大会2022 日本代表対コスタリカ代表 アフメド ビン アリー スタジアム

大会前、今日の相手のコスタリカ代表にはどうにか勝って、1勝2分で予選突破、なんて考えてたらまさかの日本代表初戦ドイツ代表に勝っちゃって、選手スタッフだけじゃなくてサポーターもマスコミもコスタリカ代表は勝てる相手だと思い込んでしまったような、そんな雰囲気のまま0-1で敗戦したこの試合。
もともと勝てなくても不思議じゃない相手だったし、もちろん勝っても不思議ではない試合でもありました。

さて、キックオフ。

442で守り、攻撃する時は433にシステムを変えて試合を優勢に進める日本代表。しかし541でコンパクトにブロックを敷くコスタリカ代表相手にいまいちボールを運びきれない。
日本代表はサイド攻撃比較的得意なんですが、コンパクトな541は外から単純に攻めてもあんまり隙間できにくかったりするんですよね。

一方のコスタリカ代表も前節のスペイン代表戦0-7ショックの影響かあまりサッカーになっていなくて、日本代表の左サイドバック長友佑都選手の裏を狙ってるんだろうなという感じはあったものの、そこは左サイドハーフの相馬勇紀選手がうまくバランスをとって対処していて、コスタリカ代表の左サイドはそれなりにテンポよくボール回るものの狙いがあるという感じでもなくそのまま右サイドまで流れて行ったりして、何かよくわからないまま何となく時間が経過していく。

日本代表はとにかくボールが動かせなくて、困ったな、どうしよう、我々が勝つはずなのになかなか点取れそうにない、そうだ、こういうときはドイツ代表戦のときうまくいった作戦で、みたいな感じで前半途中から3バックに移行。

というか、みんなあんまり調子よくなさそうで、攻撃で何とか機能してたのが吉田麻也選手と山根視来選手と相馬勇紀選手(ドリブルで抜くまでは)だったから、その3人をバランスよく配置してゴール前までボール運んでシャドーの鎌田大地選手か堂安律選手の決定力でドカン、みたいな作戦だったのかな。

まあ相手のあることだしそんなにうまくいくこともなく前半終了。
日本代表0-0コスタリカ代表

後半も3バックで戦う日本代表。しかし、とにかくボールが動かない。守田英正選手が少し下がってリズムを作るもののチーム全体として縦パス裏パスが少なすぎてコスタリカ代表の5バックを崩せない。

後半17分、切り札の三笘薫選手を投入。またドイツ代表戦に倣って大博打のウイングバック起用。でも2匹目のドジョウはいなかった。

後半22分には伊東純也選手をインサイドハーフで投入。あれ、いつもはワイドじゃなかったっけ。

やってないことやり続けた日本代表は次第にボロが出て、後半36分にミスから失点。
日本代表0-1コスタリカ代表

その後もそれほどボールがちゃんと動くことなく、そのまま試合終了。
日本代表0-1コスタリカ代表

なんで後ろ余ってたのに最後吉田選手上げてパワープレーとかすらやらなかったんだろう。

今までやり続けたハイプレスからのショートカウンターは全然発動しなかったし、今まであんまり出てない選手とかやってないポジションに選手配置するし、そもそも3バックシステム自体あんまりやってなかったものだし、柔軟と言えばそうなのかもしれないけど、今まで4年間かけて何を準備してきたのかなとちょっと疑問も残ります。

少し難しいなと思ったのは、コスタリカ代表戦だけは他の2試合と違って勝つための戦術や選手起用を大会前に考えていたはずの試合だったってことと、この時点ではこの試合勝っても結局次のスペイン代表戦に負けると予選落ちの可能性もあったってところかな。すべてを尽くしてコスタリカ代表に勝つ、という感じにはなりづらかった。

とりあえず日本代表の選手は、インプレー中に悔しがったりしてないでボールから目を離さず追いかけ続けた方がいいです。あと、パスを出したら走る、攻守の切り替えを早く、といった基本に忠実になってほしい。

次はグループリーグ第3戦最終戦、12/1(木)深夜28時(12/2(金)4時)から対スペイン代表戦。

勝てば予選突破です。わかりやすい。

頑張れニッポン!

蹴球 \ サッカー日本代表

FIFAワールドカップカタール大会2022 日本代表対ドイツ代表 ハリファ インターナショナル スタジアム

こんなことってあるんですね。サッカーって不思議だし面白い。
我らが日本代表は強豪ドイツ代表に先制を許すも逆転勝利をおさめ、見事ワールドカップ初戦を飾りました。

さて、キックオフ。

いつもの4231システムで前半スタートする日本代表。
ハイプレスからのショートカウンターからチャンスは作り出すものの
試合はほぼほぼドイツペース。特に左中盤に入った久保建英選手の後ろのスペースをドイツ代表に突かれ
そのスペースを田中碧選手が埋めに行き、その空いたスペースを遠藤航選手が埋め、
その空いたスペースを埋めようとした右サイドの伊東純也選手と酒井宏樹選手の連係ミスもあってピンチの連続。

いつもの日本代表は外は前線が頑張るか諦めて放っておくんだけど、さすがにドイツ代表は外から確実に日本ゴールに突進してくるのでちょいまずい。
所属の清水エスパルスがJ2降格で就職活動中?の気合抜群ゴールキーパー権田修一選手を中心によく守るも
前半33分PKによる1失点を喫して前半は終了。
日本代表0-1ドイツ代表

ドイツ代表の攻撃時4バックのうち左サイドバックだけ高いポジション取る左右変則システムを久保選手の攻撃力で何とかつきたいけど
その前にこちらの守りを何とかしないと、と思いながら後半、日本代表は久保選手を冨安健洋選手に代えて3バック、というか、2ボランチのままの3トップに移行。

これでマークの相手が明確に。
中からの攻撃も怖いけど、森保監督はドイツ代表のボランチ2人を遠藤選手と田中選手で抑えられると賭けたんだと思う。
結果、ドイツ代表のボランチが前後にポジショニングするので遠藤選手の1ボランチみたいになったけど賭けには勝った感じ。
今の日本代表って、意外と中中の攻めに強いんですよね。

逆に中盤にスペースができることにもなり、ドイツ代表の運動量の減少も相まって日本代表は最終ラインからパスを繋ぐこともできるように。
ときどき危なっかしい守備を見せる交代出場のウイングバック三苫薫選手が意外にはまりだしてドリブルから交代出場の南野拓実選手のシュートに繋がり、
こぼれ球に交代出場の堂安律選手がつめて後半30分に同点!
日本代表1-1ドイツ代表

さらに後半38分、シュートの意識高い交代出場の浅野拓磨選手がディフェンスラインからのフリーキックにドイツ代表のラインコントロールが効かないところを抜けだして、角度のないところから豪快な逆転弾!
日本代表2-1ドイツ代表

最後はドイツ代表も猛攻を仕掛けるも決定力を欠き、日本代表が見事な勝利!
試合終了 日本代表2-1ドイツ代表

グループリーグ突破とベスト8(決勝トーナメント1回戦の勝利)に向けて最高の船出となりました。

冨安選手と酒井選手の怪我の具合が気がかり。

次はグループリーグ第2戦、11/27(日)対コスタリカ代表
スペイン代表に0-7と大敗して意気消沈しているであろうコスタリカ代表を相手に、しっかりと勝利に結び付けてほしいものです。

頑張れニッポン!

政治 \ 多摩市議会

令和4年12月議会に向けて、一般質問の通告を行いました

令和4年12月議会に向けて、一般質問の通告を行いました。

市民の生命財産を守るために
世界情勢は刻々と変化し、新型コロナウイルス感染症は第8波が指摘されるなど、市民を取り囲む環境はその人生を歩むうえで過酷なものとなりつつもあります。多摩市は市民に最も身近な基礎的地方公共団体として市民の生命財産を守るべく幅広い観点から様々な準備や施策を遂行していかなければなりません。誰もが安心してその人生を充実とともに全うできる多摩市の創造のために、以下質問します。
(1) 新型コロナウイルス感染症の第8波が予想される中、季節性インフルエンザとの同時流行も懸念されています。季節性インフルエンザもリスクの決して低くない疾病ですが、新型コロナウイルス感染症は季節性インフルエンザと比べても重症化率、致死率ともに格段に高く、しかも有効な治療薬がないか、もしくは手の届きにくい状況にあり、より感染予防や重症化予防が必要なことは言うまでもありません。今までの知見から、市はどのような対策を検討しているのでしょうか。また、ワクチン接種について、新たな変異株への置き換えも十分に考えられる中、現在接種が進められているオミクロン株対応2価ワクチンについて市はどのように評価しているのでしょうか。
(2) 子宮頸がんワクチンについて、現在定期予防接種の対象となっているのは2価、4価ですが、9価HPVワクチンについても国の審議会においてその有効性、安全性、費用対効果が認められる議論が進んでいます。決算審査においても指摘をした内容ですが、来年度に向けての市の考え方と準備状況について伺います。
(3) 現在の国際情勢は、残念なことに、武力攻撃災害への備えも現実的に検討していかなければならないように感じられます。多摩市では国民保護計画や地域防災計画、またそれに伴う国との連携などの備えを計画していると思いますが、今後のさらなる備えの必要性についてお考えをお聞かせください。
(4) 多摩市の高齢化が急速に進む中、高齢者となる当事者本人の人生のためにも、一般的にそれを支える側となる現役世代将来世代のためにも、健幸都市の取り組みをさらに進めていく必要があります。今後の取り組みの方向性についてお示しください。また、健幸都市の取り組みをシティセールスの一環として活用することも考えられると思います。スポーツツーリズムといった観点も含め、市のお考えを伺います。
(5) 高齢化が急速に進む多摩市にあって、介護基盤の整備は欠かせません。国もケアプランデータ連携システムを準備するなど基盤整備の支援が進められているところですが、昨今の物価燃料費の高騰に合わせ、最低賃金の引き上げもあり、限られた介護報酬で運営しなければならない介護福祉事業者やその従業員に負担となるケースも見受けられます。市による具体的な支援についてのお考えを伺います。また、各種災害が懸念される中においても市民住民の生命を守るため活動の継続が望まれる介護医療福祉事業者ですが、そのためのガソリン燃料等の優先供給協定など災害時の支援策の現状と今後の方向性について伺います。
(6) 高齢化とともに増加傾向のみられる特殊詐欺について、多摩市でも自動通話録音機の貸し出しなどを行っていますが、現状の分析と今後の対策についてどのようにお考えでしょうか。
(7) 市は介護福祉や子育てについて地域機能として拠点サービスの充実を考えていると思います。拠点サービスの充実は大切な視点ですが、一方で基幹型機能の強化も必要なものであると思います。介護、障害福祉、子育てにおいて基幹型支援の充実に関する具体的な方向性について伺います。また、アウトリーチ型支援について、メリットデメリットをどのように整理し、どのような活用を図っていくのか、お考えを伺います。

ご意見等ございましたらお気軽にご連絡くださいませ。

12月議会は12月1日開会予定です。

政治 \ 多摩市議会

令和4年6月議会に向けて、一般質問の通告を行いました

令和4年6月議会に向けて、一般質問の通告を行いました。

1 健幸都市実現に向けたスポーツ施策の在り方について
超高齢社会を迎えて久しい現代日本ですが、我々はその長くなった人生においても最期の時までその人らしく自己実現を図っていく社会を構築し支援していかなければなりません。いつまでも健康でいられることはその大きな要素の一つであり、すべての市民の願いでもあります。また、高齢化と同時に少子化の影響も決して小さくない社会情勢にあっては、将来にわたる負担の先送りを解消するためにも、高齢になっても多くの人がいつまでも健康であり続けられる社会構築を目指すことは、今の多摩市にとって必要な施策の一つと言えます。
人が健康を実現するためには、栄養、睡眠休養、運動、生きがいのバランスが大切です。そのどれもが健康のために欠かせないものであり、それぞれが密接にかかわりあって存在します。今回はそのうちの「運動」について着目し、市のお考えを伺ってまいりたいと思います。
(1) 運動は幼少期からの習慣が大切です。成長曲線からもわかるように発達段階における運動習慣はその後の人生に大きく影響を及ぼすものです。多摩市において、幼少期からの運動習慣の定着についてどのように着目し、どのような方向性をお持ちでしょうか。また、全国的に18歳を過ぎると競技人口が減る傾向があると言われますが、多摩市ではどのように分析し、どのような対策をお考えでしょうか。
(2) スポーツ施設が不十分な場合、そのスポーツをやりたくてもやれないミスマッチが起こり得ます。全国的な傾向と多摩市の現状を鑑みたとき、どのように課題を分析し、またどのような対策をお考えでしょうか。
(3) 教育施設である学校施設を活用した学校開放は市民のスポーツの機会創出の場としても欠かすことはできません。学校開放による運動機会の創出について、市はその意義をどのようにお考えでしょうか。また、一方で、教育活動や学校運営を優先させるべき教育施設を活用しなければ市民が運動の機会を得ることができないのであるとしたら、それは施設整備の不足の一面である可能性もぬぐい切れません。学校開放を含めた市のスポーツ施設整備について、どのように課題を分析し、どのような対策をお考えでしょうか。

2 健幸都市実現に向けた多摩市の介護福祉基盤の整備について
どれだけ健康に留意しどれだけ願ったとしても、人が不老不死を実現することは不可能であり、生物として加齢等の影響を甘受しながらその人生を全うしていくことになります。しかし、たとえ健康の一部を害した状態にあったとしても、生活の工夫であったり、視点や解釈の変更、また介護や福祉等を活用することで幸せの一部を実現することは必ずしも不可能なことではなく、健幸都市を掲げる多摩市において、心身機能に制限や困難さを抱える人であっても自己実現を達成できる健幸まちづくりを推進すべきです。そのためには、介護や福祉の基盤整備を進めていく必要があります。現在のコロナ禍という社会状況への対策も含め、市のお考えを伺います。
(1) コロナ禍による物価上昇は介護福祉基盤に大きな影響を与えています。報酬が変わらないため使える予算を増やすことのできない中にもかかわらず、ガソリン代や食費の高騰に対応せざるを得ない現状は、職員の処遇にも影響を与えかねません。介護や福祉は法令によりサービスの質が確保される一方で財政面での努力には限界もあり、行政からの支援も検討すべきではないでしょうか。市のお考えを伺います。
(2) 物価高騰とは関係なく、以前より介護福祉業界の人手不足が叫ばれています。健幸都市であるならば、たとえ健康が十分でない市民であっても安心して生活ができるまちを目指す必要があると思います。介護福祉基盤への人的確保支援策をさらに具現化していくべきではないでしょうか。市のお考えを伺います。
(3) 現在新型コロナウイルス感染症の影響で介護福祉行政も様々な対応に迫られているところであり、職員の皆様も様々知恵を絞って日々の業務に臨まれていることと思います。現在工夫し検討が重ねられてきた実績は、ウィズコロナだけでなく、アフターコロナにおいても活用できるものがあるはずです。コロナ禍対応における課題と現状、また今後の方向性について市のお考えを伺います。

ご意見等ございましたらお気軽にご連絡くださいませ。

6月議会は6月10日開会予定です。

政治 \ 多摩市議会

令和3年12月議会に向けて、一般質問の通告を行いました

令和3年12月議会に向けて、一般質問の通告を行いました。

1、新型コロナウイルス感染症の影響と今後の対策について
我々人類は今、新型コロナウイルス感染症という未知の敵と対峙しているところです。新規感染者数については、市民国民の努力や協力による三密回避やマスク着用や手洗いうがいなどの行動変容の変化や医療関係者をはじめとする各専門家の勇気ある対応と英知を結集した不断の尽力、また行政機関によるワクチン接種をはじめとする感染症対策など、多くの力が合わさった結果ある程度の落ち着きを見せてきているところではありますが、新たな変異株が確認されるなどもあり、いまだ終息に至る段階ではありません。当初はウイルス感染症のためその変異によって弱毒化するのではないかといった予測もありましたが、その予測は人の都合や希望的観測に依存した誤った認識であったことは、その後のデルタ株への変異などが明確に示しています。もちろん今後変異によって弱毒化する可能性がないわけではありませんが、まだどうなるかわからないというのが現状の科学的見解であり、それは更なる感染力の高まりについても、備えていく必要のあることを示しているものです。幸いなことにいったん落ち着きを見せている今だからこそ、感染症への対策について、将来に向けて今何をすべきか、情報を共有し市民と行政が同じ方向を向きともに歩んでいくために、以下質問します。
(1) これまでの多摩市の感染症対策についての評価と、今後の新型コロナウイルス感染症の影響の予測について、市のお考えをお聞かせください。
(2) 新型コロナウイルス感染症は、いまだ治療法や治療薬が確立したものではなく、現段階においてはワクチン接種が最も有効な感染症対策の一つとなっています。これから接種が進められていくであろう、追加(3回目)接種や子どもたちへの接種、その他これから1回目の接種を希望する人への対応等について、市の考えと進捗を伺います。また、ワクチン接種においてはアレルギーがあることを不適応の理由とすることがありますが、不適応となるアレルギーや疾患とはどのようなものなのか、具体的な説明を求めます。
(3) 新型コロナウイルス感染症への対策は、子どもたちの普通の日常生活であったものへの影響も少なくなかったと思います。学校行事等の感染症対策の影響と今後の見込み、また感染症対策全般における子どもたちの発育への影響とその解決策について、市のお考えを伺います。

2、多摩市の介護について
現在国においても介護職員の処遇改善に向けて具体的な支援策を検討されているところですが、多摩市においても将来に向かって要介護者の増加や現役世代の減少による介護職員の更なる不足が懸念されているところです。市民が年齢を重ねても安心して生活ができる多摩市を目指し、以下質問します。
(1) 国の介護保育看護職員賃金引上げが報道されていますが、現在の進捗について伺います。また、賃金待遇だけでなく、事務負担軽減も介護基盤整備のためには欠かすことができません。市のお考えと今後の方向性について伺います。
(2) 新型コロナウイルス感染症によるかかりまし経費の補助が9月30日をもって終了しました。いまだ猛威を振るう感染症への対応が迫られる介護現場への更なる支援が必要だと感じますが、市のお考えはいかがでしょうか。
(3) 現在65歳以上を高齢者とし、また75歳以上を後期高齢者として市の計画が進められていると思いますが、これから更なる高齢化が進行したとき、例えば85歳以上といった方々への別の対応も必要になるのではないかと思います。市のお考えを伺います。

政治

5/6(木)から多摩市で75歳以上の方の新型コロナウイルスワクチン接種予約が始まります

多摩市の新型コロナウイルスワクチン接種について、明日5/6(木)午前9時から75歳以上の方の予約受付が始まります。

75歳以上対象者でご希望の方は、郵送された接種券をご準備の上
電話予約 050-3198-9061
ネット予約 https://covid19.city.tama.lg.jp/
まで、ご予約下さい。

なお、ご夫婦共に対象の場合でも、予約はお一人ずつになります。

ご不明な点は新型コロナウイルスワクチン接種コールセンター042-313-7003までお願いします。

ワクチン供給量は今対象者22000人に対し同数程度(きりき試算)確保できる見込みで、また今後のワクチン追加配布やかかりつけ医による個別接種の計画もありますので、ご希望の方も慌てずご利用ください。

65歳から74歳の方は、5/19(水)予約受付開始予定です。
その他の方は、その後の案内をお待ちくださいませ。