令和4年6月議会に向けて、一般質問の通告を行いました

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令和4年6月議会に向けて、一般質問の通告を行いました。

1 健幸都市実現に向けたスポーツ施策の在り方について
超高齢社会を迎えて久しい現代日本ですが、我々はその長くなった人生においても最期の時までその人らしく自己実現を図っていく社会を構築し支援していかなければなりません。いつまでも健康でいられることはその大きな要素の一つであり、すべての市民の願いでもあります。また、高齢化と同時に少子化の影響も決して小さくない社会情勢にあっては、将来にわたる負担の先送りを解消するためにも、高齢になっても多くの人がいつまでも健康であり続けられる社会構築を目指すことは、今の多摩市にとって必要な施策の一つと言えます。
人が健康を実現するためには、栄養、睡眠休養、運動、生きがいのバランスが大切です。そのどれもが健康のために欠かせないものであり、それぞれが密接にかかわりあって存在します。今回はそのうちの「運動」について着目し、市のお考えを伺ってまいりたいと思います。
(1) 運動は幼少期からの習慣が大切です。成長曲線からもわかるように発達段階における運動習慣はその後の人生に大きく影響を及ぼすものです。多摩市において、幼少期からの運動習慣の定着についてどのように着目し、どのような方向性をお持ちでしょうか。また、全国的に18歳を過ぎると競技人口が減る傾向があると言われますが、多摩市ではどのように分析し、どのような対策をお考えでしょうか。
(2) スポーツ施設が不十分な場合、そのスポーツをやりたくてもやれないミスマッチが起こり得ます。全国的な傾向と多摩市の現状を鑑みたとき、どのように課題を分析し、またどのような対策をお考えでしょうか。
(3) 教育施設である学校施設を活用した学校開放は市民のスポーツの機会創出の場としても欠かすことはできません。学校開放による運動機会の創出について、市はその意義をどのようにお考えでしょうか。また、一方で、教育活動や学校運営を優先させるべき教育施設を活用しなければ市民が運動の機会を得ることができないのであるとしたら、それは施設整備の不足の一面である可能性もぬぐい切れません。学校開放を含めた市のスポーツ施設整備について、どのように課題を分析し、どのような対策をお考えでしょうか。

2 健幸都市実現に向けた多摩市の介護福祉基盤の整備について
どれだけ健康に留意しどれだけ願ったとしても、人が不老不死を実現することは不可能であり、生物として加齢等の影響を甘受しながらその人生を全うしていくことになります。しかし、たとえ健康の一部を害した状態にあったとしても、生活の工夫であったり、視点や解釈の変更、また介護や福祉等を活用することで幸せの一部を実現することは必ずしも不可能なことではなく、健幸都市を掲げる多摩市において、心身機能に制限や困難さを抱える人であっても自己実現を達成できる健幸まちづくりを推進すべきです。そのためには、介護や福祉の基盤整備を進めていく必要があります。現在のコロナ禍という社会状況への対策も含め、市のお考えを伺います。
(1) コロナ禍による物価上昇は介護福祉基盤に大きな影響を与えています。報酬が変わらないため使える予算を増やすことのできない中にもかかわらず、ガソリン代や食費の高騰に対応せざるを得ない現状は、職員の処遇にも影響を与えかねません。介護や福祉は法令によりサービスの質が確保される一方で財政面での努力には限界もあり、行政からの支援も検討すべきではないでしょうか。市のお考えを伺います。
(2) 物価高騰とは関係なく、以前より介護福祉業界の人手不足が叫ばれています。健幸都市であるならば、たとえ健康が十分でない市民であっても安心して生活ができるまちを目指す必要があると思います。介護福祉基盤への人的確保支援策をさらに具現化していくべきではないでしょうか。市のお考えを伺います。
(3) 現在新型コロナウイルス感染症の影響で介護福祉行政も様々な対応に迫られているところであり、職員の皆様も様々知恵を絞って日々の業務に臨まれていることと思います。現在工夫し検討が重ねられてきた実績は、ウィズコロナだけでなく、アフターコロナにおいても活用できるものがあるはずです。コロナ禍対応における課題と現状、また今後の方向性について市のお考えを伺います。

ご意見等ございましたらお気軽にご連絡くださいませ。

6月議会は6月10日開会予定です。

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